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北海道釧路市を拠点に活動する、カヌー・カヤックのパドリングクラブです。北海道カナディアンスラローム選手権大会(通称カナスラ)や釧路川100kmカヌーマラソンを主管しています。

2008年05月28日

■評価される
おいらの仕事の話です。教育の現場を赤裸々に語っちまいます。

今年から
1.教員評価制度が導入されました。ひとりひとりが管理職と面談しつつ「今年の自己目標」を決め、年度末にはその達成度をはかり、評価されることになります。
2.勤勉手当に査定制度が導入されました。今まで全員一律で支給されていた期末・勤勉手当ですが、職務状況が特に優れている者、普通の者、懲戒等を受けた者など、4段階に分けて支給率に差がつけられます。

一部の教員からは、不満ぶうぶうです。

まあ、不満のない人は黙っているので、
聞こえてくるのは不満ばかり → みんな不満という印象
てな具合になるのでしょうが。

おいらは全然不満ありません。
人が何か責任のある行動を取るときには、それを第三者に評価してもらう必要があると思いますから。
良い評価を受ける → うれしい。さらにやる気が出る。
悪い評価を受ける → 自分に何が足りないのか考え、改善する。
コレ当然。なぜ不満なのか、わからん。

不満が出る原因としては
・評価する者(管理職)が何を基準に評価するのか不透明。
教育というもの、客観的な結果の出にくい仕事ですから、いったい何を評価されるのか不安なのはしかたない。「偏った見方で評価されてはたまらない」という気持ちにもなります。
でも管理職だって教員なわけですから、「生徒のためになる仕事=良い評価」という見方をしてくれるものと、信じるしかありません。
管理職に対する不信、行政である教育庁に対する不信が根っこにあるんですね。
・教員が、評価されることを目的に仕事をするようになる。
「上に対する不信」と並んで、今度は「同僚に対する不信」です。生徒は二の次、自分の評価優先になるのではないか、と。
でも、そんなに性根の卑しい人ばかりじゃないですよ。

今、うちの学校は学科が変わり、大々的なシステム変更の真っ最中。
その中心となっている教務部長は連日深夜の12時1時まで仕事をしています。うちと同じく、家には幼い子供がいるというのに、夜7時頃いちど帰宅して夕食をとり、子供を風呂に入れてから「二番方」と称してまた学校に出てきます。顔色も悪く、ふらふらです。
こういう人をきちんと評価して、しかも給与に反映させてあげるべきだと思うのです。

教員ってのは、日ごろ生徒を評価する仕事をしているのに、
自分が評価されることを嫌う。
なんでだろね。


ちなみに、この評価の項目には「部活動」は入っていません。
だって部活動指導は職務じゃないんだもん。
おいらは部活動嫌いだけど、部活がんばってる先生だってちゃんと評価してほしい。
正当な職務として扱い、きちんとした対価を支払ってほしい。

この仕事、「一律横並びのどんぶり勘定」的な部分が多すぎ。
公務員なんだから、面倒くさくても労務管理をもっときっちりやってもらいたい。
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