2008年05月02日
100kmマラソンの記事を書こうと思っているんですが、
今年は自分が出なかったもので、どうも書きにくい。
毎年出場して、レースが終わったあとに
「観てるだけの立場だったらもっといろいろ書けるのに」と思っていたのですが、
実際はダメね。
観てるだけといっても、観られる場所は数えるほどしかないし、全体が見えるわけでもない。
優勝したBlueHolicの嘉藤さんのブログや、阿寒ネイチャーのブログ、
どんころのサイトなんかにすばらしいレポートがあります。
本人から承諾が得られたら、その辺のリンクを貼り付けてごまかそうと思います。
さて、長距離ダウンリバーレースで速い舟と言えば!
ジャカジャン!
まずは何といってもWe-no-nah/clipperのジェンセン
100kmマラソンでも大人気。使用チームはいくつもあります。今年3位のチームも使っていました。

ジェンセン17ft。速そうですねー。シャープですねー。でも、けっこう水を汲むそうです。
本国価格、ケブラー艇で2199US$/2895カナダ$
25万円程度でしょうか。
クリッパー社の性能評価によると「安定性8・操作性7・速さ8・ホワイトウォーター性能4」だそうです。
ちなみにジェンセンとは、設計者ユージン・ジェンセンの名前です。同じジェンセンという舟でも何種類かあって、
ジェンセン18ft

めちゃめちゃシャープですね。「安定性9・操作性6・速さ9・ホワイトウォーター5」だそうです。お値段はケブラーで2329US$/2550カナダ$。17ftよりちょっとお高め。
ジェンセンV1-18'6というもっと長いのがあって、
こいつは……

静水レース用ですね。
ほかにWe-no-nahのケブラー艇でサンダウナーというのがあり、野村さんが所有しています。

これも軽くて速い。ジェンセンよりガンネルがかなり高いので、水汲みが少ない。現在はロイヤレックス艇しかカタログラインアップされてません。
ただし、風には異常に弱い! 曲がらない!
過去2~3年、自分はこの舟を借りて出場していました。自分はバウ専門なのでこの舟の曲がりにくさを実際に味わったことがありませんでした。
しかし、今年はレース前日に、これに一人で乗って屈斜路湖を漕いでみた。
ヒュゥ~ッと風が吹くと、もうダメ。決して強風ではない。ヒュゥ~で、もうどうしようもない。
バウドローを入れようと、全体重をかけてバックスイープを入れようと、全く回らない。
風に吹かれて、だんだん沖へ…沖へ…
遭難するかと思った!!!
結局、舟を回さずにバック漕ぎで帰ってきました(泣
さて、100kmマラソニストに絶大の人気を誇り、しかも滅多に手に入らない(上記の舟はどれも事実上手に入らないが)、今年の優勝艇といえばこれです。
シー・クリッパー

18'6の巨大な舟で、そのマイルドなルックスとは裏腹に、とても速いそうです。(自分は乗ったことがない)
「安定性10・操作性6・速さ10・ホワイトウォーター8」と、評価もすごい。回りにくいけど、速くて水を汲まない舟!
ジェンセンの「速さ8」に対して「速さ10」っていう評価はすごいな。
ケブラー艇で2450カナダ$。
やっぱり25万円くらいか。
もうひとつ、今年の準優勝艇、かつ、過去には福・福ペアがずーーーーっと連覇していたときの舟、ダガー・インタリュードという、ロイヤレックスのくせに速いやつがあるんですが、
あまりにも古い舟なために画像が手に入りませんでした。
不思議な形のボトムで、バウの水切りが良さそう。しかもうまい人が乗ればターンもとても良さそうな舟です。
さて、ジェンセンとシークリッパーのケブラー/FRP艇は現在でも製造されています。現地価格だと、ごく普通のカナディアンの値段だよね。
ところが、日本に輸入するディーラーがない。
唯一、神奈川県の某ショップでいちおう扱ってくれるようですが、そのショップ曰く
まとめて輸入しても、売れない。対費用効果を考えると、常時取り扱いはできない。欲しい人がいれば、1艇ずつの輸入になる。だから、とても高くつくということで、
どれくらい高くつくかというと、
このショップ、良心的なことに、web上に価格表を出してくれています。
それによると…
どの舟も…
60万~70万円
いやー
買わないわ。
ということで
誰かシークリ売って!
今年は自分が出なかったもので、どうも書きにくい。
毎年出場して、レースが終わったあとに
「観てるだけの立場だったらもっといろいろ書けるのに」と思っていたのですが、
実際はダメね。
観てるだけといっても、観られる場所は数えるほどしかないし、全体が見えるわけでもない。
優勝したBlueHolicの嘉藤さんのブログや、阿寒ネイチャーのブログ、
どんころのサイトなんかにすばらしいレポートがあります。
本人から承諾が得られたら、その辺のリンクを貼り付けてごまかそうと思います。
さて、長距離ダウンリバーレースで速い舟と言えば!
ジャカジャン!
まずは何といってもWe-no-nah/clipperのジェンセン
100kmマラソンでも大人気。使用チームはいくつもあります。今年3位のチームも使っていました。

ジェンセン17ft。速そうですねー。シャープですねー。でも、けっこう水を汲むそうです。
本国価格、ケブラー艇で2199US$/2895カナダ$
25万円程度でしょうか。
クリッパー社の性能評価によると「安定性8・操作性7・速さ8・ホワイトウォーター性能4」だそうです。
ちなみにジェンセンとは、設計者ユージン・ジェンセンの名前です。同じジェンセンという舟でも何種類かあって、
ジェンセン18ft

めちゃめちゃシャープですね。「安定性9・操作性6・速さ9・ホワイトウォーター5」だそうです。お値段はケブラーで2329US$/2550カナダ$。17ftよりちょっとお高め。
ジェンセンV1-18'6というもっと長いのがあって、
こいつは……

静水レース用ですね。
ほかにWe-no-nahのケブラー艇でサンダウナーというのがあり、野村さんが所有しています。

これも軽くて速い。ジェンセンよりガンネルがかなり高いので、水汲みが少ない。現在はロイヤレックス艇しかカタログラインアップされてません。
ただし、風には異常に弱い! 曲がらない!
過去2~3年、自分はこの舟を借りて出場していました。自分はバウ専門なのでこの舟の曲がりにくさを実際に味わったことがありませんでした。
しかし、今年はレース前日に、これに一人で乗って屈斜路湖を漕いでみた。
ヒュゥ~ッと風が吹くと、もうダメ。決して強風ではない。ヒュゥ~で、もうどうしようもない。
バウドローを入れようと、全体重をかけてバックスイープを入れようと、全く回らない。
風に吹かれて、だんだん沖へ…沖へ…
遭難するかと思った!!!
結局、舟を回さずにバック漕ぎで帰ってきました(泣
さて、100kmマラソニストに絶大の人気を誇り、しかも滅多に手に入らない(上記の舟はどれも事実上手に入らないが)、今年の優勝艇といえばこれです。
シー・クリッパー

18'6の巨大な舟で、そのマイルドなルックスとは裏腹に、とても速いそうです。(自分は乗ったことがない)
「安定性10・操作性6・速さ10・ホワイトウォーター8」と、評価もすごい。回りにくいけど、速くて水を汲まない舟!
ジェンセンの「速さ8」に対して「速さ10」っていう評価はすごいな。
ケブラー艇で2450カナダ$。
やっぱり25万円くらいか。
もうひとつ、今年の準優勝艇、かつ、過去には福・福ペアがずーーーーっと連覇していたときの舟、ダガー・インタリュードという、ロイヤレックスのくせに速いやつがあるんですが、
あまりにも古い舟なために画像が手に入りませんでした。
不思議な形のボトムで、バウの水切りが良さそう。しかもうまい人が乗ればターンもとても良さそうな舟です。
さて、ジェンセンとシークリッパーのケブラー/FRP艇は現在でも製造されています。現地価格だと、ごく普通のカナディアンの値段だよね。
ところが、日本に輸入するディーラーがない。
唯一、神奈川県の某ショップでいちおう扱ってくれるようですが、そのショップ曰く
まとめて輸入しても、売れない。対費用効果を考えると、常時取り扱いはできない。欲しい人がいれば、1艇ずつの輸入になる。だから、とても高くつくということで、
どれくらい高くつくかというと、
このショップ、良心的なことに、web上に価格表を出してくれています。
それによると…
どの舟も…
60万~70万円
いやー
買わないわ。
ということで
誰かシークリ売って!
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