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北海道釧路市を拠点に活動する、カヌー・カヤックのパドリングクラブです。北海道カナディアンスラローム選手権大会(通称カナスラ)や釧路川100kmカヌーマラソンを主管しています。

2007年12月18日

■心の問題
フィギュアスケート・グランプリシリーズがテレビ放映されてましたね。
嫁さんが毎回見てました。
その間、自分は子守担当になるわけですが、アキラと遊びながら横目で見てます。

ファイナルのショートでは浅田選手転倒、韓国のキム選手も転倒寸前。

スラロームで言うと、序盤でいきなり沈ってとこでしょうか。
その後の集中を取り戻すのが辛そうだ。
フリーの序盤で転倒後、何事もなかったかのように集中した演技を続けて優勝したキム選手、すげぇ。

転倒しなくても、ジャンプの着地に失敗するのはよくあるケース。
グラッと来た瞬間、たくましい太ももの筋肉がグッとふくらんでリカバー。
あの一瞬で、ミスなく1演技終えたのと同じくらいの体力と集中力を消耗してしまうんだろうなあと思います。


職場では、隣の席がスケート部(スピードスケート)顧問の先生なので、トレーニングの話などすることもあります。
スピードスケートのトレーニングなんて、スポーツとしての「楽しみ」的な部分が全くない、100%純粋でストイックなトレーニング。ある意味、カヌースラロームのトレーニングと似ているかな。

そんなスピードスケートで、選手として伸びるかどうかは「心の問題」がほとんどだと言います。

ある高校生選手。
全国レベルの力を持っていて、岡崎(旧姓)選手や三宮(元)選手などともリンクで気軽に挨拶するほどのキャリアもある。
今年は調子が良く、今日のこの大会で勝てば、ナントカ選抜の枠に入れる。そんな大事な大会。
体調も絶好調、リンクの状態も最高。

ところが、ガチガチに緊張している。

いきなり転倒。
原因はプレッシャー。
なんとかゴールしてみたら、タイムは去年の自己ベスト並み。

転倒さえなければ・・・

ナントカ選抜入り決定は、1ヵ月後の次の大会に持ち越し。
しかし、性格的に弱いもんだから、この1ヶ月の状態を維持できるかどうか・・・

「この選手は、ここまでかもしれないな」
顧問の先生は、そうつぶやいていました。


誰も漕がない冬の間も地味~なトレーニングをひたすら続け、
いざシーズンが始まったら
「落合、怖い」。
最低ですな、オレ

さて、来季は新人さんも落合デビューしそうなことだし、
オレが「落合苦手~」なんて言ってられないな。

要は心の問題。
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