2011年08月
2011年08月23日
雨続きで増水した落合
このままでは今年も中止ということになりかねない。
このまま秋を迎えるのですか?
それじゃ寂しすぎる
そんな願いが通じたのか、ようやく落合の流れも落ち着いてきた8月20日
2年ぶりにカナディアンスラローム選手権が開催されました
今年のゲートはこれ!!

全体的に水が多いので、普段よりもパワフルです
3段上流は緩やかな流れのなかでいかにスピードに乗れるか
5番ゲートはやや右岸より
6番ダウンは本流から右に外れた場所で、通過後に一度右岸のエディに入って漕ぎあがり7番に向かいます。
7番ダウンは逆に本流から若干左に外れていて、左岸からの流れもしっかりつかんでコントロールをしないと
次の8番にスムーズには入れません
ちなみに6番に一発で入れないと2度漕ぎあがる羽目になり、タイムロスは避けられません
10番はおなじみの右岸アップ
ボイルしているので岸に押し付けられるような感覚をうけます
11から12番はパチンコ岩の下ぎりぎりを攻めると、ずばっとSターンができます
ゴールまであと少し、しかしここからが恐ろしい
14番はエディーダウン気味で、ラインを整えるか、しっかり抑えていかないと左に回され、
横向き、後ろ向きになって渡月の落ち込みに突っ込むことになります
渡月の落ち込みにはあまり見覚えのない噴き上げるような巨大三角波が立っていました。
ここで幾多のドラマが生まれました
例えばこんな・・・

今回のゲートセッターはぐっさん(と呼ばれているらしい)

すっかりウェイター
しばらく漕いでいなかったそうです。落合カップでは雪辱を期して臨んでくると思われます。
水量が多くて難しいのかなと思われましたが、リザルトを見るとノンペナ続出
難しい、通れない、ゲート動かそうと練習中は言ってる割に本番ではしっかりまとめてきます。
そんな今大会を制したのは

悔しいですが、まあ順当といっていいでしょう
どんころ、ラピッヅの若手の奮起が待たれます
そしてラピッヅ勢はというと

エントリー総数1
内谷さん、頑張りました。
あそこで回されなければK川さんに勝てたのにとぼやいてましたが、ノンペナは立派です
OC2は僅差でペアルックの佐藤・藤原組が優勝です。
2本目は会心の漕ぎができたようで、何やら叫んでました。
こちらはほぼスタッフのラピッヅ(のような集まり)です

何だかどこかの大家族みたいな雰囲気です
皆さんお疲れ様でした
来年も(その前に来月がありますが)お会いしましょう
しかし今年はCC1がついにエントリーゼロ!
出場者がいなくなれば、当然ながら大会はなくなります
かといって自分がCCに乗る勇気はないのですが。
シングルパドラーの皆様、尊敬しております
このままでは今年も中止ということになりかねない。
このまま秋を迎えるのですか?
それじゃ寂しすぎる
そんな願いが通じたのか、ようやく落合の流れも落ち着いてきた8月20日
2年ぶりにカナディアンスラローム選手権が開催されました
今年のゲートはこれ!!

全体的に水が多いので、普段よりもパワフルです
3段上流は緩やかな流れのなかでいかにスピードに乗れるか
5番ゲートはやや右岸より
6番ダウンは本流から右に外れた場所で、通過後に一度右岸のエディに入って漕ぎあがり7番に向かいます。
7番ダウンは逆に本流から若干左に外れていて、左岸からの流れもしっかりつかんでコントロールをしないと
次の8番にスムーズには入れません
ちなみに6番に一発で入れないと2度漕ぎあがる羽目になり、タイムロスは避けられません
10番はおなじみの右岸アップ
ボイルしているので岸に押し付けられるような感覚をうけます
11から12番はパチンコ岩の下ぎりぎりを攻めると、ずばっとSターンができます
ゴールまであと少し、しかしここからが恐ろしい
14番はエディーダウン気味で、ラインを整えるか、しっかり抑えていかないと左に回され、
横向き、後ろ向きになって渡月の落ち込みに突っ込むことになります
渡月の落ち込みにはあまり見覚えのない噴き上げるような巨大三角波が立っていました。
ここで幾多のドラマが生まれました
例えばこんな・・・

今回のゲートセッターはぐっさん(と呼ばれているらしい)

すっかりウェイター
しばらく漕いでいなかったそうです。落合カップでは雪辱を期して臨んでくると思われます。
水量が多くて難しいのかなと思われましたが、リザルトを見るとノンペナ続出
難しい、通れない、ゲート動かそうと練習中は言ってる割に本番ではしっかりまとめてきます。
そんな今大会を制したのは

悔しいですが、まあ順当といっていいでしょう
どんころ、ラピッヅの若手の奮起が待たれます
そしてラピッヅ勢はというと

エントリー総数1
内谷さん、頑張りました。
あそこで回されなければK川さんに勝てたのにとぼやいてましたが、ノンペナは立派です
OC2は僅差でペアルックの佐藤・藤原組が優勝です。
2本目は会心の漕ぎができたようで、何やら叫んでました。
こちらはほぼスタッフのラピッヅ(のような集まり)です

何だかどこかの大家族みたいな雰囲気です
皆さんお疲れ様でした
来年も(その前に来月がありますが)お会いしましょう
しかし今年はCC1がついにエントリーゼロ!
出場者がいなくなれば、当然ながら大会はなくなります
かといって自分がCCに乗る勇気はないのですが。
シングルパドラーの皆様、尊敬しております
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2011年08月22日
カナスラお疲れ様でした
しかし、カナスラの前にビッグイベントがありましたね
そう、釧路の舟漕ぎ大会です
こちらも近年周りの実力アップで勝つのがどんどん厳しくなってきている大会です
昨年はついにタイトルを奪われてしまい、今年も練習では随分といいタイムを出しているチームがあるとか
でも、これまで勝ってきて、周りの目標(目の敵?)にされているのですから
そう簡単に引き下がることはできません
やるからには全力です
今年は快晴の空の下、過去最多の77チームが出場
エントリーを見ると、なにやら自衛隊やら海保やら漁協チームが多くなっている
強敵ばかりではないか
かたやラピッヅは人数も少なく、夫婦舟が不参加となりました
モチベーションの低下が危惧されますが
先週の敗戦から今回は勝ちたいとTシャツもそろえて少数精鋭の参加となりました
そのTシャツ、周りは原色系の強そうな色が目立っていましたがラピッツは100kmの水色
妙に爽やかです
迎えた予選
筆者、あわや遅刻
まさかの人数不足でDNSになりかけました
ごめんなさい
レースは頑張りすぎず、いいピッチで漕げたかと思います
途中衝突事故を起こしそうになりましたが、岸からのかわいい応援もありまずまずの4位で準決勝進出!
幸先いい感じです
続いて期待の女子チーム(漕ぎまくり隊)

スロースタートなのは去年も同じ・・・と思いきや
なかなかスピードが乗ってきません
周りはそこそこ真っ直ぐに漕げている中3着でゴール
微妙なラインです
そしてタリーズから帰ってきた自分を待っていたのはまさかの予選敗退の知らせ
来年、出直しですね
エースのよーこさんの復帰を期待しましょう
漕ぎまくり隊敗退となってしまいラピッツはいよいよ負けられません
準決勝からが正念場
15チームから5チームに絞られます
上位8チームくらいが2分を切っているだけに1分台は必須
55秒あたりがボーダーラインか
こりゃ、マジ漕ぎだ

いざ出陣

そしてレース後
高木さんの右手には旗がたなびかないようしっかりと握られていました
空気抵抗を小さくするためだとか
旗持ちという乗員が必要なこの大会、小さな努力が美しい
結果はトップとはいかなかったものの、僅差で3位
無事決勝に進出を果たしました
決勝はやはり漁協と海保と争うことになりました
体力、腕力では敵いません
パドラーの意地です
レース自体がどうだったかは乗っていると分かりません
とりあえず頑張って漕ぎました
スラロームでは決してやらないような激漕ぎです
タイムは決勝レースでは過去最速の1'49"42

勝てたうれしさは、この笑顔が物語ってます
去年からのもやもや感が一気に吹っ飛びました
賞金をゲットできたのはもちろんうれしいのですが、それ以上、アスリート的な喜びがありますね
熱い一日でした


北大通りもお祭りモード。祝勝会後はジャズに酔う
しかし、カナスラの前にビッグイベントがありましたね
そう、釧路の舟漕ぎ大会です
こちらも近年周りの実力アップで勝つのがどんどん厳しくなってきている大会です
昨年はついにタイトルを奪われてしまい、今年も練習では随分といいタイムを出しているチームがあるとか
でも、これまで勝ってきて、周りの目標(目の敵?)にされているのですから
そう簡単に引き下がることはできません
やるからには全力です
今年は快晴の空の下、過去最多の77チームが出場
エントリーを見ると、なにやら自衛隊やら海保やら漁協チームが多くなっている
強敵ばかりではないか
かたやラピッヅは人数も少なく、夫婦舟が不参加となりました
モチベーションの低下が危惧されますが
先週の敗戦から今回は勝ちたいとTシャツもそろえて少数精鋭の参加となりました
そのTシャツ、周りは原色系の強そうな色が目立っていましたがラピッツは100kmの水色
妙に爽やかです
迎えた予選
筆者、あわや遅刻
まさかの人数不足でDNSになりかけました
ごめんなさい
レースは頑張りすぎず、いいピッチで漕げたかと思います
途中衝突事故を起こしそうになりましたが、岸からのかわいい応援もありまずまずの4位で準決勝進出!
幸先いい感じです
続いて期待の女子チーム(漕ぎまくり隊)

スロースタートなのは去年も同じ・・・と思いきや
なかなかスピードが乗ってきません
周りはそこそこ真っ直ぐに漕げている中3着でゴール
微妙なラインです
そしてタリーズから帰ってきた自分を待っていたのはまさかの予選敗退の知らせ
来年、出直しですね
エースのよーこさんの復帰を期待しましょう
漕ぎまくり隊敗退となってしまいラピッツはいよいよ負けられません
準決勝からが正念場
15チームから5チームに絞られます
上位8チームくらいが2分を切っているだけに1分台は必須
55秒あたりがボーダーラインか
こりゃ、マジ漕ぎだ

いざ出陣

そしてレース後
高木さんの右手には旗がたなびかないようしっかりと握られていました
空気抵抗を小さくするためだとか
旗持ちという乗員が必要なこの大会、小さな努力が美しい
結果はトップとはいかなかったものの、僅差で3位
無事決勝に進出を果たしました
決勝はやはり漁協と海保と争うことになりました
体力、腕力では敵いません
パドラーの意地です
レース自体がどうだったかは乗っていると分かりません
とりあえず頑張って漕ぎました
スラロームでは決してやらないような激漕ぎです
タイムは決勝レースでは過去最速の1'49"42


勝てたうれしさは、この笑顔が物語ってます
去年からのもやもや感が一気に吹っ飛びました
賞金をゲットできたのはもちろんうれしいのですが、それ以上、アスリート的な喜びがありますね
熱い一日でした


北大通りもお祭りモード。祝勝会後はジャズに酔う
2011年08月01日
夏の賞金稼ぎの季節がやってきました。
といいつつも、周囲のレベルアップに自らの衰えも加わり、年々厳しい戦いを強いられるラピッヅ。
先週は女満別(現大空町)で開催された北海道ドラゴンボート選手権に出場しました。
今回は参加チームも1チームのみ。こじんまりとした、よく言えば少数精鋭の布陣で臨みました。
すっかりよきライバルのような関係になっている「明日香とひとみ」改め「ひとみとキミ」チームも参加!
もちろん(?)昨年優勝の自衛隊チーム「怪力王」も来ている。

写真は本選1回戦
高まる緊張感とそれをよそにシジミを採る人たち

勝たな許さん!!
ちなみに予選はというと・・・
レーンは中央、3チーム中2チーム勝ち抜けということで余裕のはずが、
お隣に並んだ電建網走が早い!
昨年3位のチームだという。
2位は堅いのにも関わらず、火が点く面々。いきなりのガチ漕ぎで競り勝ち最速タイムをたたき出す。
結局、今回の大会全レース通じての最速だったかと。
この頑張りが後のレースに響いたかどうかは、言えんな。
その後のくじ引きでは1番くじを引き当てるリーダー
選手宣誓は終わってますが・・・
それ最初から最後まで一番岸よりのレーン↓
どうも岸よりは浅いため、抵抗が大きく船が走らない。
距離は若干短いらしいが公平かどうかは微妙。ただ、くじで決めたという点に関しては公平なのである。
落ち込むI氏。それでも前向きに努め、作戦を練っていました。

戦略会議と疲労回復の図
んで、本選

ガッツリパドル入ってます。
ピッチを合わせて!
立ち上がりしっかり!
シジミは二日酔いに効くよ!!

ターンしてからがきつい。すっかり頭が下がって、背中が丸くなってる。
楽なレースはありません。
こうして1回戦は1レーンながらも辛勝
そして迎えた準決勝は強敵「電建網走」と再び対戦。
「もう、ここに全てをかける」
そう臨んだレース。ターンでスラローマーの意地を見せ一瞬前に出ましたが、
最後は若さで押し切られた形になりました。
漕ぎは悪くなかっただけに、それだけでは勝てないのが勝負なのでしょう。

こちらはひとみさんチーム。
漕ぎが洗練されています。
捲土重来を期してやってきましたが、お互いリベンジは持ち越されました。
前日は花火大会もあり、夏祭りの雰囲気を味わえ、カヌー乗りとしてのの力量も存分に試せるイベントです。
来年もまたにぎやかに、そしてガチで参加できればいいなと思います。
その前に、今週末がんばっていきましょい!
熱い夏は続きますよ。
といいつつも、周囲のレベルアップに自らの衰えも加わり、年々厳しい戦いを強いられるラピッヅ。
先週は女満別(現大空町)で開催された北海道ドラゴンボート選手権に出場しました。
今回は参加チームも1チームのみ。こじんまりとした、よく言えば少数精鋭の布陣で臨みました。
すっかりよきライバルのような関係になっている「明日香とひとみ」改め「ひとみとキミ」チームも参加!
もちろん(?)昨年優勝の自衛隊チーム「怪力王」も来ている。

写真は本選1回戦
高まる緊張感とそれをよそにシジミを採る人たち

勝たな許さん!!
ちなみに予選はというと・・・
レーンは中央、3チーム中2チーム勝ち抜けということで余裕のはずが、
お隣に並んだ電建網走が早い!
昨年3位のチームだという。
2位は堅いのにも関わらず、火が点く面々。いきなりのガチ漕ぎで競り勝ち最速タイムをたたき出す。
結局、今回の大会全レース通じての最速だったかと。
この頑張りが後のレースに響いたかどうかは、言えんな。
その後のくじ引きでは1番くじを引き当てるリーダー
選手宣誓は終わってますが・・・
それ最初から最後まで一番岸よりのレーン↓
どうも岸よりは浅いため、抵抗が大きく船が走らない。
距離は若干短いらしいが公平かどうかは微妙。ただ、くじで決めたという点に関しては公平なのである。
落ち込むI氏。それでも前向きに努め、作戦を練っていました。

戦略会議と疲労回復の図
んで、本選


ガッツリパドル入ってます。
ピッチを合わせて!
立ち上がりしっかり!
シジミは二日酔いに効くよ!!

ターンしてからがきつい。すっかり頭が下がって、背中が丸くなってる。
楽なレースはありません。
こうして1回戦は1レーンながらも辛勝
そして迎えた準決勝は強敵「電建網走」と再び対戦。
「もう、ここに全てをかける」
そう臨んだレース。ターンでスラローマーの意地を見せ一瞬前に出ましたが、
最後は若さで押し切られた形になりました。
漕ぎは悪くなかっただけに、それだけでは勝てないのが勝負なのでしょう。

こちらはひとみさんチーム。
漕ぎが洗練されています。
捲土重来を期してやってきましたが、お互いリベンジは持ち越されました。
前日は花火大会もあり、夏祭りの雰囲気を味わえ、カヌー乗りとしてのの力量も存分に試せるイベントです。
来年もまたにぎやかに、そしてガチで参加できればいいなと思います。
その前に、今週末がんばっていきましょい!
熱い夏は続きますよ。