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北海道釧路市を拠点に活動する、カヌー・カヤックのパドリングクラブです。北海道カナディアンスラローム選手権大会(通称カナスラ)や釧路川100kmカヌーマラソンを主管しています。
2010年05月

2010年05月06日

■GWは砂金の川へ
「今年はまだ忠類あいてなさそうだよ」

こんな言葉が交わされ、ゴールデンウイークの雪解けツーリングは行き先を歴舟に変更して
5月1、2日に決行されました。

決して初漕ぎ忠類が怖かった訳では・・・


1日は歴舟の上流、坂下からカムイコタンキャンプ場まで。
メンバーは内谷さん、黒宮さん、木内さん、橋本さん、近藤さん、林
若干風が冷たいものの、水量は適度に多い感じ。

前回秋にスラ艇で下って幾度か悲しい思いをしたときのイメージでは、余裕のダウンリバーを想像していたのですが。。

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前半は渓谷。
思いのほか流れが強くて、フリースタイル艇だと下から湧き上がるようなエディに翻弄されます。
いわゆるゴルジュの出口の瀬は岩が全て水中に。
なんか、そこらじゅうホールでした。
ホールとホールの間を掠めるようにして無事クリア。
チキンだといわれてもいいんです。
濡れたくないんです。
カメラが生活防水なんです。
2枚目の写真、うっかり流速差のあるエディに入っちゃった系の人が・・・
でも、大方の予想を裏切り無事に脱出。流れの中でも(何度か)ロール成功!

北海道でカヌーしてると、水遊びしているくせに濡れるのが嫌になってきます。
フリースタイルでばんばん沈している人を見ると尊敬します。

P1010020.jpg
中盤以降は河原が広がって、空も一気に広くなります。
でも水はたっぷり。快適に下れました。
P1010025.jpg
休憩はプライベートビーチならぬプライベート河原です。
若干寒い・・・

その後もさくさく下って約2時間でゴール。早っ!
おかげで超余裕のキャンプとなりました。

まだ明るいうちから温泉につかって、ビール片手に飯をつくりつつつまみ食い
個人的にはこんなうまいビールはないです。
中身は発泡酒でしたが、何か?

翌日はヌビナイ。
メンバーは前日組に加えて成田さん、真下夫妻、福島さんち(メンズ)、山ちゃんさん(ごめんなさい)、マイナス木内さん
P1010032.jpg
P1010028.jpg P1010031.jpg
スタート地点への林道はまだ雪景色でした。

P1010030.jpg

さすがヌビナイ。水きれい。
雪解けで濁流と化している鵡川なんかとは大違いです。
同じ流れでも、濁っているのと澄んでいるのとでは怖さはぜんぜん違います。

P1010035.jpg P1010040.jpg

軽快な流れが続きます。
川全体を通して落差は大きいものの、川床が玉石であることで大きなストッパーがあまりないことと、
瀞場が随所にあることで楽しく下れました。
ただ落差が大きい分隠れ岩が若干見つけにくく、瀬の途中でときおりガゴッと岩に当たってヒヤッとさせられます。


P1010053.jpg P1010057.jpg
P1010066.jpg P1010069.jpg
なかなかパワーのあるウェーブもあったり
完全に見くびっていました。
景色も流れも水質も一級品です。

P1010042.jpg
ユキワリコザクラやエゾノリュウキンカなんかも咲いていて早春の装いでした。
ギョウジャニンニクも・・・

P1010072.jpg
合流地点付近です。
ヌビナイ、中の川、歴舟本流と異なる色の流れが合わさりしばらくトリコロールでした。
この日は約3時間でゴール。距離が長いのか力の入るパドリングが多かったためか、若干疲れました。
そんな状態で、最後の最後にキャンプ場上で岩の跳ね返しと本流との流れの合わせ目で艇が沈んで沈、
必死でロールして嫌な余韻を残しつつ、上流区間のツーリングを終えました。
(翌日、ほぼ同じ現象を下流で見ました)

天気も上々、寒さに震えた1週間前の100キロレースが嘘のような好条件でのツーリングでした。
太陽に輝いてキラキラしていた水面は砂金よりもありがたいものなのかもしれません。

なんちゃって

文章:はやし
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