2008年08月
2008年08月29日
思ったとおり仕事が最繁忙期に入り、おまけにトラブル続きでひーひー言ってます。
カナスラレポートは毎日少しずつ書き続け、もうすぐ本サイトのほうにアップしますが、
なんたることか、
OC2のリザルトを持ち帰るのを忘れていました。
カンちゃんから届き次第、完成させます。
とりあえずこれでも見ていてください。
「2人乗っていれば何とかなるだろう」という甘い考えで出場し、たいへん怖い思いをしたK山選手でした。
カナスラレポートは毎日少しずつ書き続け、もうすぐ本サイトのほうにアップしますが、
なんたることか、
OC2のリザルトを持ち帰るのを忘れていました。
カンちゃんから届き次第、完成させます。
とりあえずこれでも見ていてください。
「2人乗っていれば何とかなるだろう」という甘い考えで出場し、たいへん怖い思いをしたK山選手でした。
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2008年08月25日
やっばー、今日のアクセスが普段の倍。期待されてる。
ひとまず、速報。
CC1
優勝:宮澤吉郎(北大カヌー部)
2位:北岡直樹(北大カヌー部)
3位:伊美明徳(釧路ラピッヅ)
OC1
優勝:佐藤雅彦(三笠CC)
2位:木内輝彦(三笠CC)
3位:神川 仁(三笠CC)
OC2
優勝:佐藤雅彦・須美 肇(三笠CC)
2位:高篠和憲・木内輝彦(三笠CC)
3位:佐藤 祈・神川 仁(三笠CC)
はい、OCは三笠の総取りでした!
ラピッヅの出る幕がありません。
見ていても、勝てる気がしません。
OC1優勝した佐藤雅彦選手、1本目「三段」の漕ぎ。
悪天候の中、選手・スタッフともどもお疲れさまでした!
ひとまず、速報。
CC1
優勝:宮澤吉郎(北大カヌー部)
2位:北岡直樹(北大カヌー部)
3位:伊美明徳(釧路ラピッヅ)
OC1
優勝:佐藤雅彦(三笠CC)
2位:木内輝彦(三笠CC)
3位:神川 仁(三笠CC)
OC2
優勝:佐藤雅彦・須美 肇(三笠CC)
2位:高篠和憲・木内輝彦(三笠CC)
3位:佐藤 祈・神川 仁(三笠CC)
はい、OCは三笠の総取りでした!
ラピッヅの出る幕がありません。
見ていても、勝てる気がしません。
OC1優勝した佐藤雅彦選手、1本目「三段」の漕ぎ。
悪天候の中、選手・スタッフともどもお疲れさまでした!
2008年08月18日
次の日曜に迫ったカナスラ。
8月17日現在のエントリーは、C-1が6艇、OC-1が11艇、OC-2が9艇。去年より微増。
さて、今回は特定のゲートセッターをたてずに、どんころのN野さんのアドバイスを受けながら、
ラピッヅのみんなでゲート設定を考えた。
ゲート設営を手伝ってくれた三笠CCの方々にも意見をききながら。
公開します。これがゲート予定図です。

では解説しましょう。
ダウンゲート1~3は、図では適当に置いただけ。まだ設置していません。実際はもっと左右に振ることになると思います。
4は三段への誘導ゲート。水量が少ないことが予想されるため、最も三段にアプローチしやすい位置につくことになります。
難関が三段直下のダウンゲート5。流心の右に外してあります。エディではありません。
これはまさしく、2002年メモコンの6番ゲートの位置。
おお!こういうときウェブ上に記録が残っていると、すさまじく便利!
普通に下ると5番ゲートのほんのちょっと左に外れる。Cでは右漕ぎ有利だそうだ。
外してしまった場合のリトライは可能だが、右岸エディからだとリトライしてもまた外しそう。
左岸の三角エディに一度入って、そこから狙うという手もある。
6番アップは、岩裏ラフト溜まりのいつもの位置。
ここから流れを横切って、エディダウンの7。これも右漕ぎ有利かもしれない。
続いてパチンコ岩へのアプローチは、かなり浅い。
水量が少ないと多少落差が出て、パワーのない波がバシャバシャたっている。
いつもの9番エディアップから、大岩に向かう。
大岩裏は、10番エディダウンから11番アップへSターン。特に11番は岩にかなり近い位置にあるため、OC2だいじょうぶかな?
さらにやっかいなのが、狭いエディの12番アップ。
ここは狭い上に浅いため、出がまともに漕げずにフラフラと後ろ向きのまま渡月落ち込みに流される可能性あり。
ちょっと心配なため、水量が増えなければ適切な位置のダウンゲートに変更するかもしれません。
13ダウンは、落ち込み直前の左エディに引っ張られる嫌な位置。
ここ、絶対左に回されるよ。横向きに渡月落ち込みにはまることになるよ。
渡月の橋からぶら下げる14アップはいつもどおりで、15番がゴールゲート。
図が適当なため、微妙な位置はわかりにくいでしょうが、当日までイメトレに励んでくだされ。
土日は5~12を設置して練習しました。自分らで決めておいて言うのも何ですが…
変です。今年のゲート。
前日は1~4と、13~15の設営をしますので、お手伝い大歓迎です。
8月17日現在のエントリーは、C-1が6艇、OC-1が11艇、OC-2が9艇。去年より微増。
さて、今回は特定のゲートセッターをたてずに、どんころのN野さんのアドバイスを受けながら、
ラピッヅのみんなでゲート設定を考えた。
ゲート設営を手伝ってくれた三笠CCの方々にも意見をききながら。
公開します。これがゲート予定図です。

では解説しましょう。
ダウンゲート1~3は、図では適当に置いただけ。まだ設置していません。実際はもっと左右に振ることになると思います。
4は三段への誘導ゲート。水量が少ないことが予想されるため、最も三段にアプローチしやすい位置につくことになります。
難関が三段直下のダウンゲート5。流心の右に外してあります。エディではありません。
これはまさしく、2002年メモコンの6番ゲートの位置。
おお!こういうときウェブ上に記録が残っていると、すさまじく便利!
普通に下ると5番ゲートのほんのちょっと左に外れる。Cでは右漕ぎ有利だそうだ。
外してしまった場合のリトライは可能だが、右岸エディからだとリトライしてもまた外しそう。
左岸の三角エディに一度入って、そこから狙うという手もある。
6番アップは、岩裏ラフト溜まりのいつもの位置。
ここから流れを横切って、エディダウンの7。これも右漕ぎ有利かもしれない。
続いてパチンコ岩へのアプローチは、かなり浅い。
水量が少ないと多少落差が出て、パワーのない波がバシャバシャたっている。
いつもの9番エディアップから、大岩に向かう。
大岩裏は、10番エディダウンから11番アップへSターン。特に11番は岩にかなり近い位置にあるため、OC2だいじょうぶかな?
さらにやっかいなのが、狭いエディの12番アップ。
ここは狭い上に浅いため、出がまともに漕げずにフラフラと後ろ向きのまま渡月落ち込みに流される可能性あり。
ちょっと心配なため、水量が増えなければ適切な位置のダウンゲートに変更するかもしれません。
13ダウンは、落ち込み直前の左エディに引っ張られる嫌な位置。
ここ、絶対左に回されるよ。横向きに渡月落ち込みにはまることになるよ。
渡月の橋からぶら下げる14アップはいつもどおりで、15番がゴールゲート。
図が適当なため、微妙な位置はわかりにくいでしょうが、当日までイメトレに励んでくだされ。
土日は5~12を設置して練習しました。自分らで決めておいて言うのも何ですが…
変です。今年のゲート。
前日は1~4と、13~15の設営をしますので、お手伝い大歓迎です。
2008年08月17日
おぼーんやっすみー!!!
14日(木)は屈足へ。1年ぶり。
TOMのガイドさんたちはみーんな顔ぶれが代わっちゃったけど、相変わらず高橋さんが暖かく迎えてくれます。
水量は少、岩だらけ。そのかわり、水がきれい。
T村さんが一緒。

よたよたの彼女に、ストリームイン、エディキャッチの練習をみっちりしていただきました。
ストリームインは、慣れない人は、流れに入ってからのことを心配する。
「食われて沈するんじゃないか」「コントロールできずに回されるんじゃないか」…
その結果、エディラインを越えきれずに、一番がぼがぼしたところで回されてよたよた。
これは、大間違い。
一番大事なのは、エディから出る最後のワンストロークをきっちり強く入れること。
流れに入ってからではなく、エディを出るところが大事なのだ。
流れの中に正しく出れば、好きなところまでフェリーできて、好きなところで回れる。
「回される」のではなく、ね。
自分もなかなかできるようにならず、観覧車でさんざん吹っ飛ばされたから、よくわかる。
これがわかるまでに時間かかったし。
もう一回。
エディの中、出る寸前の漕ぎをしっかり。
正しく出れば、流れに入ったあとはどうにでもできる。
15日(金)は、まっちゃんとなほちゃん(全部ひらがなだと読みにくいね)が来たので、ゲートのペンキ塗りをしたあと、まっちゃんペア+田村さんと俺で、ダッキー2艇。
国体コースから山畔まで。
出発寸前に飲んだビールのおかげで、国体コースはへろへろ。息が上がって、全然コントロールできず。翻弄されまくり。
渡月橋下まで来たときには、完全に息が上がってた。
でも、ここまでの間でビールがすっかり抜けた。
ダッキーだと国体コースも噴水の瀬も、沈する気がしない。
これはいいな。来年、うちのアキラと2人で乗りたい。
16日(土)、問題のゲート張り。
労働力は
ラピッヅ:U谷、S庭、まっちゃん、おもと ……4人だよ、4人!
(考えてみれば、これにF島夫婦を入れて、ラピッヅって5~6人しかいないクラブなんだよね)
助っ人:K内、どんころのN野
全部で6人。
これでやるしかないか。
ひと張りずつヒーヒー言いながらやってるところに、
救世主登場!
「来てくれたらいいな」と思っていたんだ!
うちらはまるで、科学特捜隊みたいだな…
無理を承知で頑張りながら、ウルトラマンの登場をあてにする…
その救世主は

親分!

特攻隊長!
三笠CC様々さ!
手分けしてテキパキテキパキとゲート張りをこなす。
ワイヤーまで張替えちゃう。
助っ人…と言うより、もはや三笠CCなしでカナスラは成り立たない。
もう、せめて「共催」にしようよ。
んで、17日(日)の朝までで、8ゲート設置して練習、練習。

あとでコース予定図アップします。
ところで
あれほど落合を怖がっていた俺。
さすがに、今日は漕がねばなるまい。
ガンネルズみたいに、俺よりずっと年上の人たちが遊びでホイホイ下ってくるんだ。
俺が「怖い」なんて言っていられない。
GOGO!
怖かったら大声で「怖ぇ~!」と叫べば良い。
三段。ここは別に怖くない。
よいしょよいしょと漕げばよい。沈しても瀞場あるし。
ダバンダバーンと、無事降下。
しばしゲート練習して、さあ、ここからだ。
数年前に横向きで挟まって、以来トラウマのパチンコ岩。
行けー!
怖い怖い~…
怖い~…?
あれ?
あんまり怖くない。
パチンコのエディキャッチ。
最も苦手だった、そこから穂井田岩に向かっての出。
あれ?簡単。
穂井田岩にはガツンと当たったけど
岩裏のゲートはほとんど無視したけど…
なんも、できるじゃん。
渡月落ち込み直前のエディで回されて、ちょっとだけ嫌な思い。
でも、ぜーんぜん大丈夫でした。
やっぱ今年ある程度しっかり漕いでると、自信つくね。
漕いでない年の落合は、体ガチガチだったもんな。
「もう1本やればよかったなー」と思いながらの落合帰り。
まだゲート攻める余裕はないけどね。
さて、来週はカナスラ。
もうちょっと水が増えてくれるといいな。
14日(木)は屈足へ。1年ぶり。
TOMのガイドさんたちはみーんな顔ぶれが代わっちゃったけど、相変わらず高橋さんが暖かく迎えてくれます。
水量は少、岩だらけ。そのかわり、水がきれい。
T村さんが一緒。

よたよたの彼女に、ストリームイン、エディキャッチの練習をみっちりしていただきました。
ストリームインは、慣れない人は、流れに入ってからのことを心配する。
「食われて沈するんじゃないか」「コントロールできずに回されるんじゃないか」…
その結果、エディラインを越えきれずに、一番がぼがぼしたところで回されてよたよた。
これは、大間違い。
一番大事なのは、エディから出る最後のワンストロークをきっちり強く入れること。
流れに入ってからではなく、エディを出るところが大事なのだ。
流れの中に正しく出れば、好きなところまでフェリーできて、好きなところで回れる。
「回される」のではなく、ね。
自分もなかなかできるようにならず、観覧車でさんざん吹っ飛ばされたから、よくわかる。
これがわかるまでに時間かかったし。
もう一回。
エディの中、出る寸前の漕ぎをしっかり。
正しく出れば、流れに入ったあとはどうにでもできる。
15日(金)は、まっちゃんとなほちゃん(全部ひらがなだと読みにくいね)が来たので、ゲートのペンキ塗りをしたあと、まっちゃんペア+田村さんと俺で、ダッキー2艇。
国体コースから山畔まで。
出発寸前に飲んだビールのおかげで、国体コースはへろへろ。息が上がって、全然コントロールできず。翻弄されまくり。
渡月橋下まで来たときには、完全に息が上がってた。
でも、ここまでの間でビールがすっかり抜けた。
ダッキーだと国体コースも噴水の瀬も、沈する気がしない。
これはいいな。来年、うちのアキラと2人で乗りたい。
16日(土)、問題のゲート張り。
労働力は
ラピッヅ:U谷、S庭、まっちゃん、おもと ……4人だよ、4人!
(考えてみれば、これにF島夫婦を入れて、ラピッヅって5~6人しかいないクラブなんだよね)
助っ人:K内、どんころのN野
全部で6人。
これでやるしかないか。
ひと張りずつヒーヒー言いながらやってるところに、
救世主登場!
「来てくれたらいいな」と思っていたんだ!
うちらはまるで、科学特捜隊みたいだな…
無理を承知で頑張りながら、ウルトラマンの登場をあてにする…
その救世主は

親分!

特攻隊長!
三笠CC様々さ!
手分けしてテキパキテキパキとゲート張りをこなす。
ワイヤーまで張替えちゃう。
助っ人…と言うより、もはや三笠CCなしでカナスラは成り立たない。
もう、せめて「共催」にしようよ。
んで、17日(日)の朝までで、8ゲート設置して練習、練習。

あとでコース予定図アップします。
ところで
あれほど落合を怖がっていた俺。
さすがに、今日は漕がねばなるまい。
ガンネルズみたいに、俺よりずっと年上の人たちが遊びでホイホイ下ってくるんだ。
俺が「怖い」なんて言っていられない。
GOGO!
怖かったら大声で「怖ぇ~!」と叫べば良い。
三段。ここは別に怖くない。
よいしょよいしょと漕げばよい。沈しても瀞場あるし。
ダバンダバーンと、無事降下。
しばしゲート練習して、さあ、ここからだ。
数年前に横向きで挟まって、以来トラウマのパチンコ岩。
行けー!
怖い怖い~…
怖い~…?
あれ?
あんまり怖くない。
パチンコのエディキャッチ。
最も苦手だった、そこから穂井田岩に向かっての出。
あれ?簡単。
穂井田岩にはガツンと当たったけど
岩裏のゲートはほとんど無視したけど…
なんも、できるじゃん。
渡月落ち込み直前のエディで回されて、ちょっとだけ嫌な思い。
でも、ぜーんぜん大丈夫でした。
やっぱ今年ある程度しっかり漕いでると、自信つくね。
漕いでない年の落合は、体ガチガチだったもんな。
「もう1本やればよかったなー」と思いながらの落合帰り。
まだゲート攻める余裕はないけどね。
さて、来週はカナスラ。
もうちょっと水が増えてくれるといいな。
2008年08月11日

本日、スラ予選。
NHK衛星放送では深夜23:30~00:20、C1のみ放送。
決勝は13日午前(間違えないでね、つまり12日深夜だよ)00:30~朝までの枠内で「C1決勝ほか」。
全カテゴリー出てるのに、ちゃんと放送してくれないのね。
C1:羽根田卓也選手のブログ
C2:長尾寛征選手のブログ
同 :三馬正敏選手のブログ
K1男子:矢澤一輝選手のブログ
K1女子:竹下百合子選手のブログ
健闘を期待!!
Beijing Canoe Slalom Olympic Course …舟が跳んでますね。
2008年08月10日
カナスラ運営もさることながら、気になるのがゲートのメンテナンス。
平成元年の「はまなす国体」で揃えられた道具や落合艇庫。その後20年が過ぎようとしているが、毎年メモコンとカナスラで使われる以外、何の手入れもされずにボロボロの状態。
所有しているのは南富良野町教育委員会だが、年に2回だけ、しかも町民ではないマニアックな人たちだけが使う資材を、お金をかけてメンテナンスしろと言うのは酷な話。
ならば、自分らでできることはやってしまおうと、いざ!艇庫へ。

艇庫。シャッターをガーッと開ける。
屋根・床は腐り始め、ところどころ抜けかけている。
くもの巣、虫の屍骸。
むわっとした淀んだ空気。
変死体が転がっていてもおかしくない雰囲気。
(ただ、ときおり物置として使われている模様)
土曜日は一人で、ゲートポールのペンキ塗りに取りかかる。

ダウンゲートが足りなくなり、アップゲートを緑に塗りなおしたもの。
はげちょろで、もはや赤だか緑だかわからない。クリスマスの飾りのようだ。

塗りまくり隊。
面白いことに、ペンキがひどく剥げているのはダウンゲートばかり。アップゲートはほとんど無傷。
ダウンは勢い良くパドルで叩いたりするからだろう。

塗った塗った。
こういう地味な作業、大好き。
翌日は人数が増えて、艇庫の掃除とゲートの作り変え。
公式競技規定どおりに作られたゲートは、横幅を決めるバーが3.6mもあり、
重いし、設営のときに取り回しが大変で扱いにくい。
どうせ草レースでは1.6m幅のゲートしか使わないし、半分に切っちゃえ!

作業中。

働くおじさん。
艇庫はきれいに、道具もきれいに。

見違えるようです。
来週も続きをがんばります。
働いた後の川下りが楽しい!


平成元年の「はまなす国体」で揃えられた道具や落合艇庫。その後20年が過ぎようとしているが、毎年メモコンとカナスラで使われる以外、何の手入れもされずにボロボロの状態。
所有しているのは南富良野町教育委員会だが、年に2回だけ、しかも町民ではないマニアックな人たちだけが使う資材を、お金をかけてメンテナンスしろと言うのは酷な話。
ならば、自分らでできることはやってしまおうと、いざ!艇庫へ。

艇庫。シャッターをガーッと開ける。
屋根・床は腐り始め、ところどころ抜けかけている。
くもの巣、虫の屍骸。
むわっとした淀んだ空気。
変死体が転がっていてもおかしくない雰囲気。
(ただ、ときおり物置として使われている模様)
土曜日は一人で、ゲートポールのペンキ塗りに取りかかる。

ダウンゲートが足りなくなり、アップゲートを緑に塗りなおしたもの。
はげちょろで、もはや赤だか緑だかわからない。クリスマスの飾りのようだ。

塗りまくり隊。
面白いことに、ペンキがひどく剥げているのはダウンゲートばかり。アップゲートはほとんど無傷。
ダウンは勢い良くパドルで叩いたりするからだろう。

塗った塗った。
こういう地味な作業、大好き。
翌日は人数が増えて、艇庫の掃除とゲートの作り変え。
公式競技規定どおりに作られたゲートは、横幅を決めるバーが3.6mもあり、
重いし、設営のときに取り回しが大変で扱いにくい。
どうせ草レースでは1.6m幅のゲートしか使わないし、半分に切っちゃえ!

作業中。

働くおじさん。
艇庫はきれいに、道具もきれいに。

見違えるようです。
来週も続きをがんばります。
働いた後の川下りが楽しい!


2008年08月03日
■女子の部
悪天候のため1本勝負となった女子の部。5艇ずつ3組のレースで、タイム勝負。
「漕ぎまくり隊」

出漕前に真剣に漕ぎの練習をするクルー。かわいい。
スタートで漕ぎがバラバラ。特に左右がそろわないと、舟が大きく横揺れする。なかなかスピードに乗らない。
しかし全員の漕ぎが合ってくる(00:30あたり)と、スムーズに進み始める。
01:05あたりで手前第1コースの「ピコドール」がスーッと前に出てくる。このチーム、速い。
「漕ぎまくり」は陽子ちゃんのラダーによるターンで優位に立つ。しかし、また左右の漕ぎがそろわず、横揺れ。
「ピコドール」、ターンの遅れを直線で詰めてくるが、「漕ぎまくり」かろうじて逃げ切り、2分36秒で暫定トップ。
結局、第3組目の平均年齢58歳という「よしたかレディーズ」が2分37秒でわずかに及ばず、わずか1秒差で
女子の部、「漕ぎまくり隊」優勝!!
■一般の部、決勝
ここは自分も乗船しているので、ビデオはありません。
1コース:夫婦舟 : 予選ダントツのタイム1:52を出している。
2コース:仕事人 : 打倒ラピッヅのために組まれた選抜メンバー。練習量一番。
3コース:鈴木建業: 筋肉もりもりのお兄さんたち。練習では1:50台のタイム。
4コース:美工堂 : 社を挙げて打倒ラピッヅに燃える兄さんたち。
5コース:ラピッツ : 去年も予選では夫婦舟に負けていたが、しっかり決勝では勝った。
ものすごい顔ぶれだ。
ラピッツのクルーは
バウ
U谷 仙太郎
K川 A明
O田 N村
スターン
自分は旗持ちで、後ろから見てるだけ。
用意、ドーン!と、いきなり飛び出す夫婦舟。それにぴったりつける仕事人。
遅れたラピッツ。スタート直後から3位。夫婦舟とは半艇身の差をつけられている。この差はやばい。
仕事人とは2mほどの差。これはターンで返せるか?
ターン!
夫婦舟、速い! 差が1艇身に広がる。
ラピッツのターンにキレがない。
仕事人が並んでいる。いや、負けている!
船尾から叫ぶ「負けてるぞー! 負けてるぞー!」
必死で漕ぐクルーたち。しかし舟が回る。O田、N村がラダーで抑える。
常に左右どちらかのラダーが入っている。
これではまずい。
案の定、差が詰められないままゴール…
げ、3位だ。
優勝、夫婦舟+3
準優勝、必殺!仕事人
3位、ラピッツ
2位と3位の差は1秒なかった。
優勝はできなかったが目標の「ラピッツ打倒」を果たして、仕事人クルーは大喜び。
く、くやしい…
■男女優勝は果たしたが…
身内での「一般の部」「女性の部」制覇は果たしたものの、3年連続優勝を続けていたラピッツは撃沈。2位にも入れなかった。
さすがに何年もやっていると、そう簡単には勝たせてもらえないね。
くやしいけれど、負けがあるからこそ勝負だ。
敗因は、左右のバランスの悪さ。
「夫婦舟」もさることながら、「仕事人」のフォワードが速かった。ラダーをあまり使わず、常に6人漕ぎ状態をキープしていた。つまり左右の漕ぎのバランスが取れていて、全力漕ぎをしても直進しているということ。
それに対してラピッツは直進が保てず、ラダーを使いっぱなしだった。
つまり、5人で漕いで1人がブレーキを入れているようなもんだ。
ここにあまり分析を書くと、来年に向けてさらに研究されてしまいそうなのでやめよう。
去年までは他チームにアドバイスを送り、全体のレベルアップに貢献できればと考えていたが、
これからは本当にヤバイ。
特に今回の決勝に上がってきたチームには、来年また負けることになってしまいそうだ。
うちらももっと練習しないとダメだね。
■来年に向けて
来年は第5回大会ということで、賞金アップらしい。
5回だから50万円か?(未確定
今年よりもさらに激しいバトルが!
それから、根室舟漕ぎに1チーム出そうよ。
もともと釧路の舟漕ぎは、根室をお手本にして始まったものだ。第1回大会は根室の舟を借りてきて開かれたものだしね。
実行委員会では道内各地の港湾団体にこの「舟漕ぎレース」を紹介して(視察も来ていたね)、「ゆくゆくは全道大会を」なんて言っていたし。
こうやって主催者が一生懸命先々のことや他地域とのつながりを考えて動いているってのに、
毎年優勝しているうちらが「自分たちだけ楽しめれば」「遠くまで行くのがめんどくさい」「賞金安いし」ではダメでしょ!
うん、絶対ダメだ。そんなラピッヅ、嫌いだ。
ということで、来年は
・根室舟漕ぎ
・めまんべつドラゴンボート
・釧路舟漕ぎ
と、3週続くことを覚悟しておいてください。

悪天候のため1本勝負となった女子の部。5艇ずつ3組のレースで、タイム勝負。
「漕ぎまくり隊」

出漕前に真剣に漕ぎの練習をするクルー。かわいい。
スタートで漕ぎがバラバラ。特に左右がそろわないと、舟が大きく横揺れする。なかなかスピードに乗らない。
しかし全員の漕ぎが合ってくる(00:30あたり)と、スムーズに進み始める。
01:05あたりで手前第1コースの「ピコドール」がスーッと前に出てくる。このチーム、速い。
「漕ぎまくり」は陽子ちゃんのラダーによるターンで優位に立つ。しかし、また左右の漕ぎがそろわず、横揺れ。
「ピコドール」、ターンの遅れを直線で詰めてくるが、「漕ぎまくり」かろうじて逃げ切り、2分36秒で暫定トップ。
結局、第3組目の平均年齢58歳という「よしたかレディーズ」が2分37秒でわずかに及ばず、わずか1秒差で
女子の部、「漕ぎまくり隊」優勝!!
■一般の部、決勝
ここは自分も乗船しているので、ビデオはありません。
1コース:夫婦舟 : 予選ダントツのタイム1:52を出している。
2コース:仕事人 : 打倒ラピッヅのために組まれた選抜メンバー。練習量一番。
3コース:鈴木建業: 筋肉もりもりのお兄さんたち。練習では1:50台のタイム。
4コース:美工堂 : 社を挙げて打倒ラピッヅに燃える兄さんたち。
5コース:ラピッツ : 去年も予選では夫婦舟に負けていたが、しっかり決勝では勝った。
ものすごい顔ぶれだ。
ラピッツのクルーは
バウ
U谷 仙太郎
K川 A明
O田 N村
スターン
自分は旗持ちで、後ろから見てるだけ。
用意、ドーン!と、いきなり飛び出す夫婦舟。それにぴったりつける仕事人。
遅れたラピッツ。スタート直後から3位。夫婦舟とは半艇身の差をつけられている。この差はやばい。
仕事人とは2mほどの差。これはターンで返せるか?
ターン!
夫婦舟、速い! 差が1艇身に広がる。
ラピッツのターンにキレがない。
仕事人が並んでいる。いや、負けている!
船尾から叫ぶ「負けてるぞー! 負けてるぞー!」
必死で漕ぐクルーたち。しかし舟が回る。O田、N村がラダーで抑える。
常に左右どちらかのラダーが入っている。
これではまずい。
案の定、差が詰められないままゴール…
げ、3位だ。
優勝、夫婦舟+3
準優勝、必殺!仕事人
3位、ラピッツ
2位と3位の差は1秒なかった。
優勝はできなかったが目標の「ラピッツ打倒」を果たして、仕事人クルーは大喜び。
く、くやしい…
■男女優勝は果たしたが…
身内での「一般の部」「女性の部」制覇は果たしたものの、3年連続優勝を続けていたラピッツは撃沈。2位にも入れなかった。
さすがに何年もやっていると、そう簡単には勝たせてもらえないね。
くやしいけれど、負けがあるからこそ勝負だ。
敗因は、左右のバランスの悪さ。
「夫婦舟」もさることながら、「仕事人」のフォワードが速かった。ラダーをあまり使わず、常に6人漕ぎ状態をキープしていた。つまり左右の漕ぎのバランスが取れていて、全力漕ぎをしても直進しているということ。
それに対してラピッツは直進が保てず、ラダーを使いっぱなしだった。
つまり、5人で漕いで1人がブレーキを入れているようなもんだ。
ここにあまり分析を書くと、来年に向けてさらに研究されてしまいそうなのでやめよう。
去年までは他チームにアドバイスを送り、全体のレベルアップに貢献できればと考えていたが、
これからは本当にヤバイ。
特に今回の決勝に上がってきたチームには、来年また負けることになってしまいそうだ。
うちらももっと練習しないとダメだね。
■来年に向けて
来年は第5回大会ということで、賞金アップらしい。
5回だから50万円か?(未確定
今年よりもさらに激しいバトルが!
それから、根室舟漕ぎに1チーム出そうよ。
もともと釧路の舟漕ぎは、根室をお手本にして始まったものだ。第1回大会は根室の舟を借りてきて開かれたものだしね。
実行委員会では道内各地の港湾団体にこの「舟漕ぎレース」を紹介して(視察も来ていたね)、「ゆくゆくは全道大会を」なんて言っていたし。
こうやって主催者が一生懸命先々のことや他地域とのつながりを考えて動いているってのに、
毎年優勝しているうちらが「自分たちだけ楽しめれば」「遠くまで行くのがめんどくさい」「賞金安いし」ではダメでしょ!
うん、絶対ダメだ。そんなラピッヅ、嫌いだ。
ということで、来年は
・根室舟漕ぎ
・めまんべつドラゴンボート
・釧路舟漕ぎ
と、3週続くことを覚悟しておいてください。

2008年08月03日
■悪天候で大会縮小
8月2日(土)、釧路港まつりのイベントである「第4回釧路港舟漕ぎ大会」。
チーム「ラピッツ」(ツに濁点なし)は、過去3回すべて優勝している。また、めまんべつドラゴン同様、「ラピッツ」からはみ出したメンバーによって結成されたBチームである「夫婦舟+3」は第2回大会から出場し、過去2回とも準優勝。
今回はメンバーを市内居住者・市外居住者で分けて組み替えを行なった。
ラピッツ: N村・U谷・O田・はしさん・阿寒のA明・同じく阿寒のK川・もうひとり阿寒のH重・白糠なのに市内チームの仙太郎・おもと
夫婦舟: M下・カジカ・K内・びほらぴ・影さん・F島お父さん・はやし・O田桐・O田妻
O田桐くんは、昨日が出産予定日なのにまだ産まれない奥さんを実家に残しての参加だ。今後の彼の人生が心配だ。
ちなみに昨年までのラピッツは
N村・U谷・O田・仙太郎・イタさん・カジカの6名が漕ぎ主力。これに旗持ち・声かけが加わるという編成。漕ぎクルーは、お互いの漕ぎも知り尽くした磐石のメンバーだ。それに比べると、今年は確かに弱い。
漕ぎが弱いというのではなく、チームワーク的に未知数の部分が大きい。
さらに今年は女子の部にも「漕ぎまくり隊」が参加。
メンバーはベテランカヤッカーの陽子ちゃん・つねちゃん、往年の名カヤッカー澄江さんを主力に、
A明妻・H田・H重妻・やなが・栗ちゃん・ポン吉
漕ぎの面ではシロウト同然だが、舵取りにベテランを配置して、とにかく漕いでもらえればまっすぐ進み、ターンもできるようにしてある。
この3チームで、「一般ワンツー、女子優勝」を目指す。
当日はあいにくの悪天候。朝から小雨がぱらつき、しだいに本降りに。風も強くなってきた。
参加選手・スタッフともに全身ずぶ濡れで寒さに震えている。
結局、今年の大会は
女子の部は1本勝負でタイム順に成績確定
一般の部は予選1回、タイム上位5チームで決勝戦
このように短縮して行なうこととなった。
■全市を敵に回すラピッツ
過去すべて優勝しているラピッツ。優勝旗につけられたリボンには3本とも「優勝 ラピッツ」の文字。
ぜひとも4本目も!
と、意気込みはあるのだが、クルーの気合は今ひとつのような気がする。
「ほかのチームのレベルが上がって強敵はいるが、今年もいけるだろう」
内心そんな気持ちで、言葉は悪いがどこか「なめている」気持ちがあるような…
それに対して、他のチームは「打倒ラピッツ」に燃えている。釧路新聞の見出しにもそう書かれたほどだ。
特に、会社の名前をチーム名に背負ったガテン系のチームの気合が、今年は違う。天気が悪くて盛り上がらないせいもあるかもしれないが、うかれた様子がまったくない。鳶・建築・漁業水産・港湾の兄さんたちの表情が、まるで競技選手なのだ。
練習も相当しているようだ。
釧路舟漕ぎでは事前に申し込めば本番用の舟で練習させてもらえるのだが、あるチームは10回も練習したと聞く。練習では1分50秒で漕いだチームもいるらしい。
うちらのチームが1回だけ練習したときも、しっかり偵察されていたし。
Youtubeに上げた去年のビデオが、やたらとビュー回数が伸びているし。
まっすぐ漕いで、1回ターンして戻ってくるだけ。
それほど複雑なテクニックのいらないこのレース、ガタイのいい兄さんたちがしっかり研究してしっかり練習すれば本気で強敵だ。
これはヤバい。
■一般の部、予選
降りしきる雨の中、まずは「ラピッツ」の予選。
隣には強敵のひとつ、「美工堂阿部組」。鳶で鍛えた屈強な兄さんたちに、これまた「若い頃はさぞかし…」と思わせる風貌の上司の檄が飛ぶ。
うちらの漕ぎ手6人の配置は
バウ
はし K川
おもと A明
O田 N村
スターン
はしさんにピッチを合わせることにして、用意ドン!
ありゃっ、はしさんのピッチが遅い。もっと速くていいのに。
「こうやって競技で用意ドンするのは久しぶりだ」と言っていたはしさん、体なまってるのでは!?
ターンもかなり流される。N村さんが必死に押さえる。
となりのコースでは「美工堂」が食い下がってくるが、それを抑えてなんとか1分59秒でゴール。
続いて「夫婦舟」。
バウ
K内 カジカ
はやし びほらぴ
F島 O田桐
スターン
速い。6人そろった漕ぎ。O田桐君が細かくラダーを当てて微調整。
ターン内側のドローと、ターン切り上げからフォワードへの移行。
1分52秒でゴール。
(こんなビデオ上げたら、また研究されるんだろうなー)
決勝進出は
①夫婦舟
②ラピッツ
③美工堂
④必殺!仕事人
⑤鈴木建業
(順位が違っていたらごめんなさい)
……つづく
8月2日(土)、釧路港まつりのイベントである「第4回釧路港舟漕ぎ大会」。
チーム「ラピッツ」(ツに濁点なし)は、過去3回すべて優勝している。また、めまんべつドラゴン同様、「ラピッツ」からはみ出したメンバーによって結成されたBチームである「夫婦舟+3」は第2回大会から出場し、過去2回とも準優勝。
今回はメンバーを市内居住者・市外居住者で分けて組み替えを行なった。
ラピッツ: N村・U谷・O田・はしさん・阿寒のA明・同じく阿寒のK川・もうひとり阿寒のH重・白糠なのに市内チームの仙太郎・おもと
夫婦舟: M下・カジカ・K内・びほらぴ・影さん・F島お父さん・はやし・O田桐・O田妻
O田桐くんは、昨日が出産予定日なのにまだ産まれない奥さんを実家に残しての参加だ。今後の彼の人生が心配だ。
ちなみに昨年までのラピッツは
N村・U谷・O田・仙太郎・イタさん・カジカの6名が漕ぎ主力。これに旗持ち・声かけが加わるという編成。漕ぎクルーは、お互いの漕ぎも知り尽くした磐石のメンバーだ。それに比べると、今年は確かに弱い。
漕ぎが弱いというのではなく、チームワーク的に未知数の部分が大きい。
さらに今年は女子の部にも「漕ぎまくり隊」が参加。
メンバーはベテランカヤッカーの陽子ちゃん・つねちゃん、往年の名カヤッカー澄江さんを主力に、
A明妻・H田・H重妻・やなが・栗ちゃん・ポン吉
漕ぎの面ではシロウト同然だが、舵取りにベテランを配置して、とにかく漕いでもらえればまっすぐ進み、ターンもできるようにしてある。
この3チームで、「一般ワンツー、女子優勝」を目指す。
当日はあいにくの悪天候。朝から小雨がぱらつき、しだいに本降りに。風も強くなってきた。
参加選手・スタッフともに全身ずぶ濡れで寒さに震えている。
結局、今年の大会は
女子の部は1本勝負でタイム順に成績確定
一般の部は予選1回、タイム上位5チームで決勝戦
このように短縮して行なうこととなった。
■全市を敵に回すラピッツ
過去すべて優勝しているラピッツ。優勝旗につけられたリボンには3本とも「優勝 ラピッツ」の文字。
ぜひとも4本目も!
と、意気込みはあるのだが、クルーの気合は今ひとつのような気がする。
「ほかのチームのレベルが上がって強敵はいるが、今年もいけるだろう」
内心そんな気持ちで、言葉は悪いがどこか「なめている」気持ちがあるような…
それに対して、他のチームは「打倒ラピッツ」に燃えている。釧路新聞の見出しにもそう書かれたほどだ。
特に、会社の名前をチーム名に背負ったガテン系のチームの気合が、今年は違う。天気が悪くて盛り上がらないせいもあるかもしれないが、うかれた様子がまったくない。鳶・建築・漁業水産・港湾の兄さんたちの表情が、まるで競技選手なのだ。
練習も相当しているようだ。
釧路舟漕ぎでは事前に申し込めば本番用の舟で練習させてもらえるのだが、あるチームは10回も練習したと聞く。練習では1分50秒で漕いだチームもいるらしい。
うちらのチームが1回だけ練習したときも、しっかり偵察されていたし。
Youtubeに上げた去年のビデオが、やたらとビュー回数が伸びているし。
まっすぐ漕いで、1回ターンして戻ってくるだけ。
それほど複雑なテクニックのいらないこのレース、ガタイのいい兄さんたちがしっかり研究してしっかり練習すれば本気で強敵だ。
これはヤバい。
■一般の部、予選
降りしきる雨の中、まずは「ラピッツ」の予選。
隣には強敵のひとつ、「美工堂阿部組」。鳶で鍛えた屈強な兄さんたちに、これまた「若い頃はさぞかし…」と思わせる風貌の上司の檄が飛ぶ。
うちらの漕ぎ手6人の配置は
バウ
はし K川
おもと A明
O田 N村
スターン
はしさんにピッチを合わせることにして、用意ドン!
ありゃっ、はしさんのピッチが遅い。もっと速くていいのに。
「こうやって競技で用意ドンするのは久しぶりだ」と言っていたはしさん、体なまってるのでは!?
ターンもかなり流される。N村さんが必死に押さえる。
となりのコースでは「美工堂」が食い下がってくるが、それを抑えてなんとか1分59秒でゴール。
続いて「夫婦舟」。
バウ
K内 カジカ
はやし びほらぴ
F島 O田桐
スターン
速い。6人そろった漕ぎ。O田桐君が細かくラダーを当てて微調整。
ターン内側のドローと、ターン切り上げからフォワードへの移行。
1分52秒でゴール。
(こんなビデオ上げたら、また研究されるんだろうなー)
決勝進出は
①夫婦舟
②ラピッツ
③美工堂
④必殺!仕事人
⑤鈴木建業
(順位が違っていたらごめんなさい)
……つづく