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北海道釧路市を拠点に活動する、カヌー・カヤックのパドリングクラブです。北海道カナディアンスラローム選手権大会(通称カナスラ)や釧路川100kmカヌーマラソンを主管しています。
2008年05月

2008年05月31日

■幾春別練習①
日帰り幾春別練習に行ってきました。
金曜日夜9時30分、釧路発。深夜の1時30分に現地着。7時過ぎまでぐっすり眠って、さあ練習。
思ったより天気良く、思ったより暖かい。

1年ぶりの幾春別。
今年のI-カップは、プレイボーターに人気の人工ドロップ(シュート? カタカナで何と呼ぶのか知らんが、とにかく落ち込みだ)もスラコースの1部になるそうで。
ホワイトウォーターの嫌いな自分は、覚悟して臨まねば。(それ以前に、大会出られるのだろうか)

問題の落ち込み。今日は14~5トン放水といったところだろうか。
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忠類の砂防ダムウェーブの、ちょうどいい水量の時みたいだ。
噂によると、左アップ>右アップになるそうだ。まあ、落とされて漕ぎ上ることになるだろうが、なんとかなるっぺ。

それにしても日ごろの運動不足が祟って、体が重い。まるでポリ艇のように舟が重く感じる。

080531-02.jpg

パドラーそれぞれが、それぞれのスタイルで楽しめる川。今年は例年より水が若干きれいで、最高のロケーションだ。フリースタイルの方々は、ここでループをばんばんキメる。

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マコP上手い。漕ぎがきれい。


‥‥と思って見ていたら、


080531-04.jpg

ありゃ。

今年も、本部前の4連ダウンはいやらしい。流心ダウン>流心はずしてダウン>エディダウン…と、密集して連続。
自分は、エッジ立てたらアッという間に流心に持っていかれるので、フラットの状態でじたばたじたばたと通過。成功率5割くらい。
あんまりじたばたしてたんで、手首が痛くなってきた。

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仙太郎さんは相変わらず、朝はへらへらと舟を浮かべ、漕ぎを繰り返すたびに表情が鬼気迫るものになってゆく。


自分は、休憩をはさみつつ実質漕ぎ2時間。
昼飯食いに行くってんで乾いた服に着替えたら、もうそれから再度ウェット着る元気なし。(ちなみに、ドミニカ料理の店はなくなってしまいました。残念)
今日はこれで終了。
明日はアキラと遊ぶ約束をしてるんで、帰宅。
15時現地発で、19時30分釧路着。高速使うと楽でいいな。

片道300km走って2時間漕いで帰るってのも、なんだかなー。
でも、それほど無理なく日帰りができるってわかったので、来週もこれでいこう。

その他、写真はこちらに上げておきました。
http://picasaweb.google.co.jp/946rapids/080531


ところで質問です。
この虫、何?
080531-06.jpg

本部近くの路上にいました。どっかで見たことあるような気がするなー。なんかの幼虫かなー。
大きさは、大人の小指くらいです(結構でかい)。
わかる人、教えて!


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2008年05月28日

■評価される
おいらの仕事の話です。教育の現場を赤裸々に語っちまいます。

今年から
1.教員評価制度が導入されました。ひとりひとりが管理職と面談しつつ「今年の自己目標」を決め、年度末にはその達成度をはかり、評価されることになります。
2.勤勉手当に査定制度が導入されました。今まで全員一律で支給されていた期末・勤勉手当ですが、職務状況が特に優れている者、普通の者、懲戒等を受けた者など、4段階に分けて支給率に差がつけられます。

一部の教員からは、不満ぶうぶうです。

まあ、不満のない人は黙っているので、
聞こえてくるのは不満ばかり → みんな不満という印象
てな具合になるのでしょうが。

おいらは全然不満ありません。
人が何か責任のある行動を取るときには、それを第三者に評価してもらう必要があると思いますから。
良い評価を受ける → うれしい。さらにやる気が出る。
悪い評価を受ける → 自分に何が足りないのか考え、改善する。
コレ当然。なぜ不満なのか、わからん。

不満が出る原因としては
・評価する者(管理職)が何を基準に評価するのか不透明。
教育というもの、客観的な結果の出にくい仕事ですから、いったい何を評価されるのか不安なのはしかたない。「偏った見方で評価されてはたまらない」という気持ちにもなります。
でも管理職だって教員なわけですから、「生徒のためになる仕事=良い評価」という見方をしてくれるものと、信じるしかありません。
管理職に対する不信、行政である教育庁に対する不信が根っこにあるんですね。
・教員が、評価されることを目的に仕事をするようになる。
「上に対する不信」と並んで、今度は「同僚に対する不信」です。生徒は二の次、自分の評価優先になるのではないか、と。
でも、そんなに性根の卑しい人ばかりじゃないですよ。

今、うちの学校は学科が変わり、大々的なシステム変更の真っ最中。
その中心となっている教務部長は連日深夜の12時1時まで仕事をしています。うちと同じく、家には幼い子供がいるというのに、夜7時頃いちど帰宅して夕食をとり、子供を風呂に入れてから「二番方」と称してまた学校に出てきます。顔色も悪く、ふらふらです。
こういう人をきちんと評価して、しかも給与に反映させてあげるべきだと思うのです。

教員ってのは、日ごろ生徒を評価する仕事をしているのに、
自分が評価されることを嫌う。
なんでだろね。


ちなみに、この評価の項目には「部活動」は入っていません。
だって部活動指導は職務じゃないんだもん。
おいらは部活動嫌いだけど、部活がんばってる先生だってちゃんと評価してほしい。
正当な職務として扱い、きちんとした対価を支払ってほしい。

この仕事、「一律横並びのどんぶり勘定」的な部分が多すぎ。
公務員なんだから、面倒くさくても労務管理をもっときっちりやってもらいたい。

2008年05月23日

■ウェブアルバム
サダ吉さんにならって、GoogleでやってるPicasa ウェブアルバムの無料アカウントを取りました。
ためしに歴舟ツアーの写真を入れてみます。

http://picasaweb.google.co.jp/946rapids

1枚の画像ファイルの大きさに制限はあるのかな?
説明を読まずにぽんぽんとアップしただけです。
容量は1GB。

足りなくなったら別アカウント取ればいいわけだし、
高い金払ってPhotoHighway借りる必要ないね。

てなわけで、現在使用中の写真集はアカウントの契約が切れる8月で閉鎖して、
順次Picasaに乗り換えようと思います。


ネット関係の無料化の波って、ものすごいね。
メールアカウントも、うちではhotmailとかGmailとか、無料アカウントしか使ってない。
そもそもプロバイダメール(うちはau one)は今や、スパムメールの嵐で使い物にならなくなってるから。

ラピッヅサイト本体も有料サーバを使ってる(しかも2つ)けど、うまく整理すればひとつで済みそう。頻繁に更新される活動報告はブログでいいわけだし。
過去の記録が消えるのはもったいないから、整理するためには過去ログを全部移植しなきゃならないけどね。
すこ~しずつ、やってみっかな。

2008年05月18日

■寒い歴舟
5月17日(土)
かねてより計画していた歴舟ダウンリバーのため、キャンプ。
おいらは3歳のあきらと1ヵ月半のたかしを嫁さんに託し、嫁さんのうらめしそうな視線を背に出発。

この企画は、初心者に瀬を体験させることが目的だったのに、初心者さんはチキンもろもろの事情で参加せず。集まったのはベテランばかり。
これでは、屈足にすればよかったかも。

3時頃、尾田のキャンプ場に行ってみると、カンカンが一人で練習してました。
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(ISDNすら来ていないというお宅に配慮して、サムネイル画像にしときました。クリックすると大きくなります)

もうひとつの目的は、新カメラとその防水ケースを試すこと。
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ダイビング等の本格水中撮影で使う、40m防水のケース。ガンネルズの高木さんもこんなの使ってたね。
カヌーのダウンリバーでは完全にオーバースペック。
ガスケットにシリコングリスを塗り、2箇所のバックルをパチンパチン、これで完全防水? なんだか心配。

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あはははは、ホントに水中写真だ。

今までは、ダウンリバー中に写真を撮ろうとしたら、
防水バッグを開け、中からジップロックの袋を取り出し、その袋の中からタオルと、カメラの入ったタッパを取り出し、手をタオルで拭いてからタッパを開けてカメラを取り出す…
しまうときはその逆…

これではとても気軽に写真撮る気になれません!

いやー、濡らす心配のないカメラって、いいなー!

さて
夜になるにつれて人が増え、
U谷さん、S庭夫妻、F島一家…
K内さんの差し入れを含め、大量の食材! 腹いっぱい食べました!
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もひとつ、この日のヒット商品は、S庭さんが持ち込んだコレ!
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トヨトミの「火鉢型石油ストーブ
暖を取るのに良し、煮炊きに良し、着火用の電池以外に電源がいらないので、キャンプに最高だね!

新カメラの「笑顔感知自動撮影機能」も試してみました。
人の顔に向けてシャッター半押しでピントを合わせておくと、その人が笑顔になった瞬間に勝手に3枚撮影してくれるという機能。
「あれ?いま、シャッター切れてた?ホントに撮れてた?」って感じだったのですが、帰宅して見てみると、ちゃんと実験台のあゆちゃんの笑顔が写っていました。
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5月18日(日)
寒い!
天気予報では曇り時々晴れで気温20度のはずだったのに!
海から冷たい空気が入り、どっぷりとガスがかかっている。
風は冷たく、晴れる気配もなし。

カンカンは早朝に帰ったのかな?
そのかわりに中標津のM下夫妻と、ウィルダネスのサダ吉さんが参加。
カヤック4、OC1が2艇、OC2が1艇、OC3(F島家)1艇の、結構な大所帯になりました。
坂下スタートで、キャンプ場を中間ゴールとし、調子が良ければここでF島あきら君がソロKに乗り換えて大樹の街まで下るという計画。車を配置して、スタート。
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あゆちゃんもS庭奥さんも、めっちゃ笑顔。

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水量は少ないが、上流部は川幅が狭いので水深はそれなりにあり、サクサク下る。
あきら君のソロを応援しに、大樹の街まで下るぞう!

ゴルジュの出口は、水が少ないと曲がりくねった流れになり、なかなか手ごわい。
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サダ吉さん、カメラ目線で通過。

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S庭夫妻も、おっと危ない!が、笑顔で通過。

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F島家のOC3がラップ。


川が開けてくると、浅い。
ただでさえ水が少ないのに、2本3本と分流すると、石にひっかかってまともに漕げないほど浅い。

F島家のOC3が、ザラ瀬で浅沈。
ドライスーツを着ているとは言え、この低気温の中ずぶ濡れになったあきら君とあゆちゃんが涙目になっている。完全に意気消沈で、街まで下る元気なし…


結局、キャンプ場で終了。
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上がったのが午後1時で、気温10度…
F島さんいわく、「雨で6度の釧路川100kmのときより寒く感じる」。
2時間のダウンリバーだったけど、ここで上がって正解だね!


寒さと水の少なさにやられたけど、
大勢でキャンプつきのダウンリバーは楽しいね!

2008年05月15日

■音楽ネタいっちゃうもんねー
↑記事てっぺんにある、こいつは何だ?
音楽プレイヤーだ!

中学生:フォーク小僧
高校生:ロック小僧
大学生:本職DJ
社会人になって:趣味の音楽製作人

1920年代のデルタ・ブルースから21世紀のヒップホップ、R&Bまで
顔の黒い人たちの音楽をひたすら聴きまくった(おかげで大学に6年通うことになった)DJおもっちゃんが送る、大人の音楽
古今東西の名曲、特に「古」と「西」、そしてプラス「黒」を重点的に、思いつきでお送りします。
ISDN以上の接続なら、たぶん、たぶん聴けると思いますので、どうぞお楽しみを。

第1回の今日は
ビリー・プレストン(1946~2006)の、1975年の大ヒットユー・アー・ソー・ビューティフル。(上のプレイヤーがうまく機能しなければ、この曲名クリックでも聴ける…はず)

ピアノプレイヤーとしてビートルズやローリング・ストーンズのレコーディングに参加。ビートルズの「ゲット・バック」のピアノソロは、この人。
歌を歌わせても、熱いねー! しみるねー!
すばらしいラブソングです。
これをピアノ弾き語りでやられたら、たまったもんじゃないねー!
DJおもっちゃんの崇拝するミュージシャンのひとりです。

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「すきっ歯」がトレードマーク


あ? 著作け…

2008年05月07日

■新カメラ調子良し!
先日購入したSP560UZの試し撮りをしてみた。

美留和にて

080507-1.jpg

美留和対岸からこれだけズームできるとは、恐るべし光学18倍。
元画像の大きさは3264×2448、かなりでかくて1枚1.4MB。

おまけに、これ実はかなり逆光。

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このカメラ、人の顔を検知して逆光補正をする機能がついている。
(ついでに、その人が笑顔になれば勝手にシャッターが切れて、1秒間に3枚撮ってくれる機能まである。バカバカしいが、ネタ機能として実験してみたら楽しそう)
なんだか奥の護岸ブロックにピントが合ってしまっているような気がするが、キニシナーイ。

さらに、シャッターボタンを押してから実際に写るまでのタイムラグが極小なので、今まで使ったデジカメのように、被写体の移動を予測して早目にシャッターボタンを押す必要がない。ほぼ、狙ったそのままの絵が撮れる。

080507-3.jpg

以前のカメラでこんな絵を撮ろうとしたら、被写体がファインダーに入ってくる瞬間にシャッターを押さなければ間に合わなかった(それだもん、オートフォーカスでピントが合うはずがない)。
いや、それでも間に合わず、実際に撮れた写真は「舟通過後の水面の写真」だった。
これは本当にファインダーから見えたままの絵が撮れている。すごくうれしい。
やっぱり奥の護岸にピントが合っているけど、キニシナーイ。

フルオートでお手軽にこれだけ撮れれば、ウェブサイト掲載写真用のカメラとしては大満足。


モデルは、今年のラピッヅ新人賞候補本命、影さんです。

2008年05月06日

■ブログお引越し
以前からあまり評判のよくなかったドリコムブログですが、
ここにきて接続障害が連続。

いきなり最新記事内に勝手に広告が入るようになったり。

あまり記事件数が増える前に、思い切って別会社に引っ越しました。


この3日間くらい、過去の記事をひたすらコピーペーストコピーペースト…
コメント(あまり多くないが)もコピーペーストコピーペースト
写真もアップロードしなおし…

いやー、手間かかった!

このFC2ブログは、現在日本で一番利用者の多いところだそうで、
安定度・信頼感があります。

もう二度とブログ引越しはゴメンだな汗;

旧ブログのほうは折を見て閉鎖or放置になりますので、
ブログだけお気に入り登録をしている方は、登録のしなおしをお願いします。

また、「自分も何か書きたい!」という奇特なメンバーにはパスワードをお教えしますので、お知らせください。

2008年05月04日

■北海道は交通事故死者全国1位でも2位でもないよ!
少々風は強いけど暖かな日曜日、美留和で漕いできました。
暖かいったって、あっちこっちで30度の気温を観測する中、せいぜい20度かそこらですがね。

参加者は、小田桐一家と影さん。


ニューカメラの試し撮りも!
む、このカメラ、シャッターボタンを押してから実際にシャッターが切れるまでのタイムラグがほとんどない!いいぞ!
きっとバッファーメモリーかなんかに溜めてるんだな。

でも、1枚撮って、2枚目が撮れるようになるまでの処理時間が長い。
スラだと、目の前のゲートを選手がクリアする間に1枚しか撮れないぞ。


おまけに!!!


撮った写真を家で見ようとしたら!!!!



うちには、XDカードのリーダーがなかった・・・


それはさておき、暖かくなり、いよいよパドリングスポーツのハイシーズン到来です。週末には遠出の機会が多くなりますね。(ガソリン高いけど)
朝早く家を出て落合や屈足まで車をとばし、がしがし漕いでくたびれて、お風呂に入って気持ちよくなってから帰ってくる。考えてみればずいぶん無茶なことやってますね。

みなさん、交通事故には十分気をつけましょう!


北海道新聞の記事から‥‥
減る道内交通事故死 半世紀ぶり、年間100人台も

毎年毎年ずーっと「北海道は交通事故死者全国ワースト1」って騒いでいて、何年前からでしょうか、「ワースト1返上!」って喜んでいましたね。
今年はさらに減りそうな見通しだとか。

でもね


昔から


北海道は死者ワースト1ではありません!!!

だってさ、変だと思わなかった? 全国47都道府県には、人口1200万人を超える東京都から、60万人しかいない鳥取県まであるんだよ。それを一律横並びに比べて10人多いとか20人多いとか。比較の仕方として、間違ってるでしょ。


そこで、人口10万人あたりの交通事故死者数を比べてみました。
(2006年統計)

全国ワースト1となった愛知県は、4.6人で39位です。
ワースト2の北海道は、4.9人で32位です。

全然多くない

ワースト3はこんなかんじ

3:栃木県8.8人(単純な死者数では全国12位)
2:三重県8.9人(   〃      13位)
1:香川県9.5人(   〃      28位)

香川県、北海道の倍近く人死んでるじゃん!

統計って不思議だな。


考えてみれば、そもそも、人の生き死にの数に順位をつけて比べるっていう感覚そのものが理解できない。年間の事故死者が10人になったって、1人になったって、ひとりの死の陰には数十人、数百人の悲しみがあるんだ。
残された家族の生活が破壊され、
加害者となった人の人生が破壊され‥‥

「北海道ワースト1返上」というニュースを聞いて、事故で亡くなった方の家族が「よかったですね」と喜ぶだろうか。

元をただせば、こんなの、ただの都道府県警の成績争いの数字じゃないのか!?


ちょっと気になったので、諸外国の統計を調べてみました。

さて、日本は世界的に見て、交通事故死は多いほうでしょうか‥‥





上の数字よりちょっと古い、2001年の統計になりますが

日本:10万人あたりの交通事故死者7.9人

これは、国際機関にデータのある30カ国中23位。

アメリカは14.8人で、日本の2倍近い。
韓国は17.1人。多いなあ、日本と同様、狭い国なのに。
世界1は21.0人、ポルトガル。


このほか、
「自動車台数あたりの事故死者数」とか
「道路のキロ数あたりの事故死者数」なんていう統計もあって、
ものの見方というのは、使う物差しによってずいぶん違うというのが実感できそうです。


勉強になるっしょ、ラピッヅブログ。


なにはともあれ、自分が死なないのが一番!
安全運転しましょう!

2008年05月03日

■100kmマラソン、ほんとは何km?
こんなのあったらいいなー

ネット上の地図サービス、たとえばグーグルマップとかヤフーマップとかを使って、
川に沿ってクリックぽちぽちとやっていけば、自動的に距離を出してくれるシステム。


ありました


無料で、ウェブ上に


距離測定:キョリ測

やっぱ、あるといいなと誰かが思うものは、誰かが作るんですね!
世の中ってすばらしい!



早速、釧路川のスタート地点からクリックぽちぽちしてみました。

080503-1.jpg

曲がりくねった川をクリッククリッククリック‥‥
結構めんどくさい‥‥


さて、がんばってゴールまで671クリックしました。

080503-2.jpg

結果


距離は!?










86.3km





全然100kmじゃねえぇぇぇぇぇぇ!!!!

誤差1割を超えてるから!

では、どこまで行けばいいのかな?


結局、鶴見橋こえて、西港大橋こえて、

海まで行ってやっと97.5km
ものすごく後味の悪いレースになりそうだ!!!


あ、そうだ
和琴キャンプ場からスタート地点まで5.4kmで、これを合わせるとゴールまで91.7kmだ。
海まで行けば100km超える。

みなさん、
少しでもタイトル通りの100kmに近づけたければ、
前夜のキャンプからスタート集合地点までは、湖を漕ぎましょう!




さて、こっから要保存
スタートから各ポイントまでの距離です。

美登里橋まで2.2km
美留和橋まで6.6km
札友内橋まで11.3km
土壁まで14.7km
(摩周大橋チェックすんの忘れた)
観覧車(滑り台)まで19.6km
トウベツ合流20.4km
南弟子屈橋28.3km
釧路川橋33.1km
開発橋35.7km
瀬文平橋39.5km
標茶チェックポイント開運橋46.3km
五十石橋53.5km
長い直線入り口57.5km
長い直線出口60.5km
二本松チェックポイント66.7km
二本松橋68.8km
塘路(アレキナイ川合流)71.1km
細岡78.7km
ゴーーーーール86.3km

考えてみれば距離がわかったところで、どうなるもんでもないけど



ついでに
ゴールまで
徒歩だと、107,923歩で26時間59分(6958kカロリー消費)
ジョギングだと10時間48分(7659kカロリー消費)
自転車だと7時間51分(3037kカロリー消費)
だそうです。カヌーって、自転車くらいなのね。



このウェブサイト、ダウンリバーの距離の目安を出すのに便利ですね。

2008年05月02日

■100kmマラソン速い舟
100kmマラソンの記事を書こうと思っているんですが、
今年は自分が出なかったもので、どうも書きにくい。

毎年出場して、レースが終わったあとに
「観てるだけの立場だったらもっといろいろ書けるのに」と思っていたのですが、
実際はダメね。
観てるだけといっても、観られる場所は数えるほどしかないし、全体が見えるわけでもない。

優勝したBlueHolicの嘉藤さんのブログや、阿寒ネイチャーのブログ、
どんころのサイトなんかにすばらしいレポートがあります。
本人から承諾が得られたら、その辺のリンクを貼り付けてごまかそうと思います。


さて、長距離ダウンリバーレースで速い舟と言えば!

ジャカジャン!

まずは何といってもWe-no-nahclipperジェンセン
100kmマラソンでも大人気。使用チームはいくつもあります。今年3位のチームも使っていました。

080502-1.jpg

ジェンセン17ft。速そうですねー。シャープですねー。でも、けっこう水を汲むそうです。
本国価格、ケブラー艇で2199US$/2895カナダ$
25万円程度でしょうか。
クリッパー社の性能評価によると「安定性8・操作性7・速さ8・ホワイトウォーター性能4」だそうです。



ちなみにジェンセンとは、設計者ユージン・ジェンセンの名前です。同じジェンセンという舟でも何種類かあって、

ジェンセン18ft
080502-2.jpg

めちゃめちゃシャープですね。「安定性9・操作性6・速さ9・ホワイトウォーター5」だそうです。お値段はケブラーで2329US$/2550カナダ$。17ftよりちょっとお高め。



ジェンセンV1-18'6というもっと長いのがあって、
こいつは……

080502-3.jpg


静水レース用ですね。


ほかにWe-no-nahのケブラー艇でサンダウナーというのがあり、野村さんが所有しています。

080502-4.jpg


これも軽くて速い。ジェンセンよりガンネルがかなり高いので、水汲みが少ない。現在はロイヤレックス艇しかカタログラインアップされてません。

ただし、風には異常に弱い! 曲がらない!
過去2~3年、自分はこの舟を借りて出場していました。自分はバウ専門なのでこの舟の曲がりにくさを実際に味わったことがありませんでした。

しかし、今年はレース前日に、これに一人で乗って屈斜路湖を漕いでみた。
ヒュゥ~ッと風が吹くと、もうダメ。決して強風ではない。ヒュゥ~で、もうどうしようもない。
バウドローを入れようと、全体重をかけてバックスイープを入れようと、全く回らない。
風に吹かれて、だんだん沖へ…沖へ…

遭難するかと思った!!!
結局、舟を回さずにバック漕ぎで帰ってきました(泣


さて、100kmマラソニストに絶大の人気を誇り、しかも滅多に手に入らない(上記の舟はどれも事実上手に入らないが)、今年の優勝艇といえばこれです。

シー・クリッパー
080502-5.jpg

18'6の巨大な舟で、そのマイルドなルックスとは裏腹に、とても速いそうです。(自分は乗ったことがない)
安定性10・操作性6・速さ10・ホワイトウォーター8」と、評価もすごい。回りにくいけど、速くて水を汲まない舟!
ジェンセンの「速さ8」に対して「速さ10」っていう評価はすごいな。
ケブラー艇で2450カナダ$。
やっぱり25万円くらいか。


もうひとつ、今年の準優勝艇、かつ、過去には福・福ペアがずーーーーっと連覇していたときの舟、ダガー・インタリュードという、ロイヤレックスのくせに速いやつがあるんですが、
あまりにも古い舟なために画像が手に入りませんでした。
不思議な形のボトムで、バウの水切りが良さそう。しかもうまい人が乗ればターンもとても良さそうな舟です。



さて、ジェンセンとシークリッパーのケブラー/FRP艇は現在でも製造されています。現地価格だと、ごく普通のカナディアンの値段だよね。
ところが、日本に輸入するディーラーがない。

唯一、神奈川県の某ショップでいちおう扱ってくれるようですが、そのショップ曰く
まとめて輸入しても、売れない。対費用効果を考えると、常時取り扱いはできない。欲しい人がいれば、1艇ずつの輸入になる。だから、とても高くつくということで、


どれくらい高くつくかというと、



このショップ、良心的なことに、web上に価格表を出してくれています。
それによると…

どの舟も…



60万~70万円

いやー
買わないわ。


ということで
誰かシークリ売って!

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