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北海道釧路市を拠点に活動する、カヌー・カヤックのパドリングクラブです。北海道カナディアンスラローム選手権大会(通称カナスラ)や釧路川100kmカヌーマラソンを主管しています。

2007年08月27日

■無理すんな
これ以上は減らないってくらい少ない水量の中、カナスラが開催された。

水が少ないのもさることながら、今年は出場者も少なく、CC1のカテゴリー成立さえ危ぶまれるほどだった。掲示板には「10年後は大会がなくなっているかも」なんて、謎の人物から揶揄されるほどだった。

も一つ少ないのが、運営スタッフ。ラピッヅとして出た純スタッフ(出場しない)は、6人か?
そもそも会員名簿もない、会費の徴収すらしなくなった(誰も払わないから?)ラピッヅであるから、誰が会員なのかもわからん。
スタッフ6人では当然レスキュー体制、ゲート審判など組めるはずもなく、地元カヌー協会の方々および他クラブからの助っ人で、どうにか乗り切った。MCCには、直前に電話連絡を流してもらい、どうにか助っ人をかき集めてもらった。

あのね、正直言って人少なすぎますよ、ラピッヅ。

普段漕いでいるメンバーは10人いるかいないか。
会代表、事務局長はもはやまったく漕がない人。これじゃあ、まるで国会議員さんが会長を務める公式競技のナントカ連盟みたいだな。

カナスラにせよ、100キロにせよ、仕事が忙しくて(?)カヌーどころではない人が運営の中心になるから、どうしても現場で漕ぐ人との間に齟齬が生じる。
だいたい他クラブだって、年に1度しか顔を見ない人のお願いを、そうそういつまでも聞いてくれないんじゃない?
実際、MCCにお願いしたのだって内谷さんだし。

新入会員(になろうとしている)Yさんだってそうだ。何回かイベントのお手伝いや応援に来てもらっているけど、彼がパドルを持ったのは春先の1回だけだ。漕ぎたくて入会しようとしたのに、まったく漕がせてもらえずに、はるばる落合くんだりまで手伝いのためだけに来てくれるなんて、ものすごくいい人だと思う。
誰が連絡したのかは知らないが、「落合まで来てくれ」なんてよくも頼めたもんだと思う。もちろん、「こういうイベントがあるんだけど」と知らせたらYさんのほうから「じゃあ、行きます」と言ったんだと思うが、知らせる=依頼だよね。
クラブとして新人育成をどうにか、なんていう話が全くないから、俺がなんとかすることにしたけどさ。

言いたいことは「無理すんな」ってこと。
クラブとしての求心力がゼロに近いほど落ちてるんだから、代表も、事務局長も、大きなイベントを運営するのはキツいっしょ。キツいと認識していないなら、それはそれでまた問題だ。

いっそのこと、「実行委員会」制にすればいいのに。
「釧路川100キロマラソン実行委員会」「カナスラ実行委員会」を作ってさ。もちろん委員長はラピッヅ代表でいいさ。事務局長も今のままでいい。ただし、他クラブからも委員に入ってもらう。
100キロなら、北大がいっぱい来てくれる。カナスラにはMCCからいっぱい来てくれる。何人か実行委員のお願いをする。そうすればスタッフ拠出もスムーズになるし、札幌方面に実行委員を置くことによって、カンちゃんが忙しい中日帰りで秀岳荘まで走る必要もなくなる。協賛してくれるショップとの顔つなぎも、もっと密にできる。

特に強く感じたのが、南富カヌー協会の人の扱いだ。
漕ぐのが好きなわけでもないかなり高齢の方が、炎天下に1日川っぷちで過ごしてくれる。お昼休みには、スポーツリンクスの軒下の、わずかな日陰の地べたに並んで座って弁当を食べている。なんだか、あんまりだ。
宴会が得意な某クラブに「宴会担当実行委員」を任命して、お昼にはタープ張って焼き肉くらいやればいいんだよ。
で、そういう「漕ぐ以外の楽しみごと」を作れば、参加者だって「今年は家族も連れて行こうか」っていう気になるっしょ。

今の運営体制では、これ以上イベントを充実させることは無理だし、尻すぼみになるのは目に見えているな。
無理せずできる方策を、何か考えようよ。
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■コメント

■ [こぶ平]

(2007年8月27日17:09のコメントです)
ブログ読んでて、涙が出ました。
そうだよね。これじゃ某協会と一緒だ。T氏の問題を揶揄する資格もないや。
漕げないからせめて競技の時ぐらいは、と思って事務方にいたんだけど、やっぱり現場に出ていない奴じゃ齟齬は生じてしまうよね。
きちんとできなくてごめんなさい。

Y君のこと、よろしくお願いします。

カナスラ実行委員会への移行、真剣に考えたいと思います。

■ [おもっちゃん]

(2007年8月27日22:02のコメントです)
>こぶ平さん
批判するわけじゃないんです。だからタイトルも「無理すんな」と。
時間のない中で一生懸命やってくれているのは、重々承知です。
だからもっと、普段川で遊んでいる連中に、ポーンと仕事を放ってくれていいんです。
「手伝い」じゃなくて「委員」として、いっしょにイベントを作っていく責任を負わせてくれて、いいんです。
仕事と私生活、ギリギリの時間の中で一人で背負い込むと、うまくいかない部分があって当たり前だし、そこを衝かれると余計へこむじゃないですか。
だからもう、「こっからここまではアンタに任せた!」という組織作りをして、代表と事務局長は本部テントでビールでも飲んでてちょうだいよ。

■ [陽]

(2007年8月28日01:37のコメントです)
私の場合、100キロは出させてもらっているので、カナスラはスタッフ!
ただそれだけです。
もっと頼んでいいよ!できる事はやるよ!

昔ねラピッヅが2つに分かれていた時期がありました。
ラピッズA/Bって。多かったからかな??
Aは大会に出たり、ツーリングも鵡川・沙流川も行ったね
Bは屈斜路湖・塘路~細岡レベル

Aだけで行くツアーもあったし、Bの面倒を見ながらツーリングするのもあった。
練習会って感じで、とう別の合流点でフェリーの練習(今なら美留和練の様な)とかもやったね~
落合の国体コースを下れて、急な階段を自分の艇を担いで上れたらOK!なんてのもあったような。その辺はマナブさんがやってたな。

当時のAメンバーが転勤・転職・結婚・離婚などで釧路を離れ、釧路に居ても忙しくて漕げなくなった…
みんながみんな、カヌーを辞めたわけじゃないから。
とりあえず、年末までに名簿作ろうか!うちのはおもっちゃんがまだ根室です…
意思表示聞いて、会費も集めよう!なんなら私が集めようか?私だと心配?(笑)
おもっちゃんにHP管理費もしっかり払いたい!!
とりあえず舟漕ぎの時にみんなにちょっと話してみませんか?打上げの時にでも。

■ [おもっちゃん]

(2007年9月1日22:12のコメントです)
もうね、文句不平不満愚痴は言わない。
不満があるなら自分で動く。
自分が動かないくせに文句言う人は無視で。

■ [仙太郎]

(2007年9月3日20:58のコメントです)
「特に強く感じたのが、南富カヌー協会の人の扱いだ。
漕ぐのが好きなわけでもないかなり高齢の方が、炎天下に1日川っぷちで過ごしてくれる。お昼休みには、スポーツリンクスの軒下の、わずかな日陰の地べたに並んで座って弁当を食べている。なんだか、あんまりだ。」

↑私も、気になりました。何とかしたいね。
いちアイデアとして、
レスキューとゲート審判は、参加選手を2分して競技参加者とスタッフを交互にしてみてはどーかな。
タイムは機械式にして人員削減するとか。

一番の問題は、何もかも、代表とこぶ平さんにまかせにしていた私達が悪いと思います。
今後は、カナスラを盛り上げるにはどうしたらいいのか、アイデアを出し合って代表に選別してもらいましょうよ。

陽さんの
ラピッヅ名簿作り賛成です。まずは整理整頓です。

なかなか言えない事を問題提起してくれたおもっちゃんありがとう。

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